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なぜ巨人原監督は辞任しないのか…球界初の「コミッショナーになりたい」飽くなき野望

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.12 17:30 最終更新日:2023.04.12 17:30

なぜ巨人原監督は辞任しないのか…球界初の「コミッショナーになりたい」飽くなき野望

原監督の“迷采配”が続く巨人 写真・時事通信

 

 4月11日、阪神戦でエース・戸郷翔征が奮闘し、なんとか5連敗で踏み止まった巨人。とはいえ、いまだにセ・リーグ内では5位に沈んだまま。

 

「阪神戦で勝てた理由は、唯一好調の戸郷が登板したから。それ以外、巨人にとってポジティブな要素がありません。丸佳浩、坂本勇人と肝心の打線が不調です。そして何より、原監督が明らかに迷走しています」(スポーツ紙記者)

 

 

 実際、9日の広島戦では、丸、吉川尚輝を外し、坂本を2番に起用。さらに代打で出場した松田宣浩をプロ初の二塁で起用した。

 

「結局、松田は悪送球でエラーを出しました。しかし、これは松田を責められませんよ。突然任せるほうがおかしい。さらに坂本がダメならと、22歳の新人・門脇誠を起用したものの、2打席凡退で下げてしまいました。

 

 要するに場当たり的な采配が多く、じっと我慢してベテランの復活を待つのか、新人を育てるのかハッキリしないのです」(同)

 

 当然、ファンの間では早くも怒りの声が出ている。

 

《巨人弱すぎる原辞めろ》

 

《トンズラする前に今すぐ辞めろよ原辰徳

 

 昨年から続くファンからの “辞めろコール”。現役時代は若大将として巨人の人気を支え、2019年、2020年と連続優勝を果たしたことを考えれば、これ以上 “晩節を汚す” 必要などないはず。なぜ原監督は辞任しないのだろうか。

 

「次のキャリアを考えているからですよ。原監督は、退任後に球界OBで初となるコミッショナーへの就任を目指しています。次期監督候補の阿部慎之助も1軍ヘッドコーチとして育ってきましたし、あとは “次の席” に移れるかどうかでしょう。

 

 とはいえ、今季もBクラスに沈んでしまってはミソがついてしまう。優勝を花道にしたいのは間違いない。迷走もその焦りでしょうね」(同)

 

 じつは、原監督の前にコミッショナー就任に色気を見せていたのが、故・星野仙一氏だった。前出のスポーツ紙記者が語る。

 

「ご存じのように、星野氏と原監督は師弟関係にありました。第一次政権終了の際には、星野氏が原監督に花束を渡して『また帰ってこい』と抱擁し、原監督が涙したのは有名な話です。

 

 その星野氏は、コミッショナー就任の志半ばで逝去しました。師と仰ぐ星野氏の遺志を受け継ぎたい、ということですよ」

 

 歴代のコミッショナーは計14人。だが、球界OBからの就任は、今まで一回もない。その理由について、2021年、本誌の取材に野球評論家の江本孟紀氏はこう分析している。

 

「ビジネスでもあるプロ野球では、法律的な問題もいろいろ出てきます。そのため、歴史的な経緯としても、コミッショナーは法曹界から就任してもらうのが主流でした」

 

 一方で、OBの就任を望む声も強くなってきたという。

 

「かつて名前があがった星野さんは、世間に向けたアピールができる方でしたよね。野球のことしか考えないような、内向き志向のOBが多いなかでは珍しい存在でした。

 

 そういう外との接点というか、外の空気を読んで発言できる人は、かつては星野さんで、今は原しかいない。だから、原が将来的にコミッショナーになるというのは、誰も反対しないと思いますよ」(江本氏)

 

 とはいえ、己の “昇進” のために振り回されるチームはたまったものではない。

 

「坂本、丸、中田、大城と野手の主力が30代を超えており、チームの “高齢化” が激しい。いよいよ若手の育成に力をいれるべきときです。

 

 しかし、今季の迷采配を見るに、目先の結果を追い求めているようです。たとえば3年、5年後の巨人という、長期的なビジョンがないのは間違いないでしょう。ファンの鬱憤はこの先も溜まることになりそうです」(前出・スポーツ紙記者)

 

 結果を出し続ければ、誰も文句はないかもしれないが……。

( SmartFLASH )

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