エンタメ・アイドル
吉岡里帆「20歳の初キス」から「深夜の豊満ボディ熱演」まで…女優開花10年の裏にあった “見違えるほどの変化”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.08.24 06:00 最終更新日:2023.01.25 18:30
日本発売43年めで、初のフルリニューアルが発表されたアルコール飲料『JINRO』。販売元の眞露株式会社は、新イメージキャラクターに女優の吉岡里帆を起用した。
7月には出演映画『島守の塔』も公開され、映画と舞台の宣伝のため、バラエティ番組に多数出演。ビデオリサーチが発表した2022年上半期「タレント別CM出稿量」ではTOP10入り。吉岡はいま、超多忙な女優なのだ。
【関連記事:吉岡里帆 スタイリスト泣かせの “豊満バスト”「大きい胸を小さく見せようと…」】
本誌は今夏、そんな吉岡の撮影現場を目撃。配信大手のドラマ作品で吉岡が身にまとったのは、Tシャツにサンダルというラフな衣装だ。
「彼女の役柄は、地方で暮らす主人公を支える奥さんです。このドラマの原作は、ある有名女優もファンと公言した漫画。少し気になるのは、吉岡さんのキャラクターが、漫画内では “巨乳妻” という設定だったこと(笑)。原作ではたびたび描写があったのですが、実写化でどのように表現されるのでしょう」(芸能関係者)
ほかの出演者が宿泊して地方ロケに臨むなか、多忙な吉岡は日帰りスケジュール。そのためか、昼過ぎに始まった撮影は深夜0時ごろまで続き、終了とともに一人別行動し、都心方面へ――。
顔からは疲れも窺えたが、デビュー10年めにしてこの奮闘ぶり……。本誌は2018年、吉岡の “デビュー当時” についても取材している。
18歳のとき、偶然観た小劇場での演劇に感動し、学生演劇の世界に飛び込んだという吉岡。
「2013年の9月、京都大学西部講堂で上演されたお芝居で共演しました。吉岡さんはヒロインの姫役で、20歳でしたね」
そう語っていたのは、京都を拠点とする演出家・岡本昌也氏。この舞台で、吉岡は岡本氏との初のキスシーンに挑戦した。
「彼女と僕は恋に落ちる役どころなのですが、キスシーンになると、お互い照れて、とにかく演技がぎこちない。吉岡さんも『ごめんなさい、ちょっと苦手で……』と腰が引けてしまったんです」
この舞台の演出家は途方に暮れて、「2人でしゃべってこい」と、彼らを稽古場から出したという。
「仕方なく外に出て、他愛もない世間話をしました。すると、少しずつ自分のことを話してくれるようになって。将来のことを語り合っていると、『女優としてもっと羽ばたきたい』と強い決意を明かしてくれました。
その甲斐あってか、練習ではあれほどできなかったラブシーンを、本番では情熱的に演じることができたんです。カーテンコールで、ものすごい勢いで僕の腕の中に飛び込んできたときには、驚きましたね」(岡本氏)
インディペンデント映画『星を継ぐ者』の監督で、共演もした末長敬司氏は、吉岡についてこう語っている。
「2013年~2014年の間、主演として映画撮影に参加してもらいました。制作前に話してみると、彼女も悩みを抱えていて、『チャンスが回ってこないまま、ここに埋もれるのはイヤ』という言葉を漏らしていましたね。彼女は感受性が強く、思ったことは口や態度に出しちゃうタイプ。
たとえば泊まり撮影の予定が、急に『明日、東京でオーディションがあるから帰らないと』と言いだして、口論になるなんてことも。当時は自己主張が先立つことが多く、自分でもコントロールできていない印象でした。
ですが、『このキャラだと、こんなふうに言わない』など積極的にアイデアを出してくれ、それが制作の意図にかなっていて、才能を感じましたね」
ぎこちないキスシーンから始まった吉岡の女優人生。この10年で、見違えるほどの変化があったようだ。
( SmartFLASH )