香川照之「トヨタCM降板」だけじゃない　自動車メーカーが巻き込まれたCM出演芸能人の“トラブル史”

　香川照之が銀座でのホステス女性への性加害報道で窮地に立たされている。トヨタ自動車など有名企業が、次々とCM打ち切りを発表。その違約金は最大8億円ともいわれている。

　当初は“逃げ切り”の雰囲気もあったが、世界のトヨタが香川切りを決断したことで、他社も追随した格好だ。

　これまでも、CMタレントの不祥事で自動車メーカーが被害を受けたケースは多い。トヨタで記憶に新しいのが、木村拓哉の自動車事故だ。

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「木村は、トヨタ自動車とのCM契約中の2011年、2012年と2度のスピード違反で免許停止処分を食らうも、本人がこれを長く隠していたことが発覚。当時、ジャニーズ事務所は『免停解除後も当面の運転を禁止する』と処分を発表しました。

　しかし、トヨタはそんな木村を2013年に再びCMに起用。すると、2017年には都内を運転中に計3台がからむ玉突き事故を起こしました。ネット上では《免許停止処分を受けているのに、何でトヨタはまだキムタクをCMに使ったのか》と批判を浴びましたが、トヨタからジャニーズ事務所への違約金請求はいっさいなかったといわれています」（芸能ライター）

　スズキも、CM出演タレントの不祥事に振り回された。

　2015年から小型車『ソリオ』のCMにTOKIOを起用していたが、2018年にメンバーだった山口達也が強制わいせつ容疑で書類送検された。同社は、ホームページからTOKIOの画像を削除し、CMも中止に。

「ほかにもスズキは、軽乗用車『ワゴンR』のCMキャラクター・渡辺謙に不倫スキャンダルが発覚。その後を継いだ広瀬すずは、実兄が酒気帯び運転の末に追突事故を起こし、現行犯逮捕。同じく軽乗用車『アルト エコ』は、CMに出演していた香里奈がベッド写真の流出で、ベッキーが不倫スキャンダルで、連続降板となっています」（前出・芸能ライター）

　ホンダもトラブルに見舞われた過去が。

「2016年からコンパクトミニバン『FREED』のCMに出演していたチュートリアル・徳井義実が“税金無申請騒動”で降板すると、入れ替わる形で起用された東出昌大も、不倫騒動で姿を消しました。気の毒だったのは女優の山本舞香。CM出演が決まっていたものの、突如、契約が見送りに。所属事務所は否定したものの、交際報道のあった伊藤健太郎のひき逃げ事件が原因だったと噂されています」（前出・芸能ライター）

　CMに起用する際は“もらい事故”に会わぬよう、企業や広告代理店は身体検査をしっかりおこなったほうが良さそうだ。

( SmartFLASH )