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佐津川愛美、主演ドラマの宣材発表 監督の“性加害”で映画公開中止を乗り越え「報われてよかった」ファンの声
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写真・2019 TIFF/アフロ
9月17日、佐津川愛美が主演を務めるドラマ『夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~』(テレビ東京系)のキービジュアルが公開された。
同ドラマは、WEBマンガサイト「めちゃコミック×fufu」で連載中の漫画『夫婦円満レシピ~それでも夫を愛している~』を、佐津川と千賀健永(Kis-My-Ft2)の共演で連続ドラマ化したラブストーリー。セックスレスに悩む主婦が、愛する夫のために夫婦交換(スワッピング)に挑む、過激でスキャンダラスなストーリーとなっている。
【関連記事:榊英雄監督が泥を塗った佐津川愛美の “涙の熱演”…昨年には半年以上の不調告白、ネットでは応援続々】
「過激な濡れ場が予想されるだけに、キスマイファンからは、千賀さんのラブシーンに関心を寄せる声がかねてより上がっていました。
しかし、注目はなんといっても主演の佐津川さん。今年は主演作品に“苦い思い”がありましたから……」(芸能ジャーナリスト)
佐津川は、3月25日に公開予定だった主演映画『蜜月』の公開中止が発表されている。同月に、監督を務めた榊英雄氏が、過去におこなってきた性加害を「文春オンライン」が報じたためだ。
「文春オンライン」では、榊監督が過去、女優に対し性行為を強要したり、映画のキャスティングと引き換えに性的な関係に持ち込んでいたりしていたことなどを、4人の女優が告白。報道を受け、榊監督は所属事務所を通じて謝罪コメントを発表。記事内容の一部を認めた。
『蜜月』では、心を病んだ母に抑圧され、過去に義父と性的関係を持ったトラウマを抱えながらも、懸命に生きる主人公・美月を演じた佐津川。映画のコメントでは《もがき苦しんで生まれたこの作品を、榊組で完成させられたこと、役者として誇りに思います。》と、作品の内容に自信を見せていた。トークイベントでも、登壇早々「美月を……ごめんなさい」と涙ぐんでおり、役にかけた思いを語っていたが、公開は中止に……。
「榊監督の件は、行為自体が許されないことはもちろん、映画に関わってきたすべての人の努力に泥を塗ったようなもの。演者やスタッフからすれば、まったく関係ないのに、これまでの努力が消えてしまうわけですから……。報道を受け、各所から批判が殺到しました。
佐津川さんも『幻冬舎plus』のコラムで、公開中止について《監督と呼ばれていた人に傷つけられ、辛い思いをされた方がいらっしゃる以上、私は悲しいと思ってはいけないのではないかとずっとずっと葛藤している。週刊誌に書かれていたのは、性行為を強要されたというショッキングなワードだった》と複雑な思いを吐露しています。
そんな思いをして約半年、大々的に発表された『夫婦円満レシピ』のキービジュアルが公開され、佐津川さんの体当たりの芝居を応援する声が殺到しています」(同前)
ネットでも、佐津川を応援する声が多く見られる。
《このドラマで佐津川ちゃんが報われてよかった…素敵な演技をする人だし、応援したい》
《役者にとって、出演したものが公開されないことよりショックなものはないよね。夫婦円満レシピ、楽しみにしています!》
朝ドラ『ちむどんどん』では、悪い男に引っかかった過去を持つ清恵を演じ、話題を呼んだ佐津川。同ドラマは10月5日より放送される。