「NHKは朝ドラ見限ったの？」橋本環奈の紅白司会抜擢に見え隠れする『ちむどん』の不評

 

　10月10日、女優の橋本環奈が、『NHK紅白歌合戦』の司会を務めることが発表された。俳優の大泉洋、同局の桑子真帆アナ、さらにスペシャルナビゲーターとして出演する櫻井翔の計4人で進行するという。

 

「大泉さんは、今年で3年連続で『紅白』の司会に。現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に、源頼朝という重要な役で出演しており、順当なところでしょう。桑子アナは4回め、櫻井さんは個人としては3回めとなります。いわば “常連” といえる布陣ですが、意外なのは、司会経験のない橋本環奈さんの抜擢です。

 

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　昨年抜擢された川口春奈さんは、NHKにとって “恩人” とも言える存在でした。

 

　というのも、2019年11月に沢尻エリカさんが逮捕されたため、大河ドラマ『麒麟がくる』の代役を川口さんが急きょ引き受けることに。その熱演は各方面で絶賛されたうえ、朝ドラ『ちむどんどん』にもメインキャストで出演していることから、ヒロインを務めた黒島結菜さんとともに有力視されていたのですが……。

 

　川口さんも黒島さんも司会に選ばれなかったことで、SNSでは同作の “不評ぶり” が影響しているのでは、という声が上がっています。脚本の “迷走” が毎日のようにネットニュースで取り上げられた『ちむどんどん』は、平均視聴率も15.8％と、“及第点” に及びませんでしたから」（芸能記者）

 

　実際、SNSを見ると、

 

《黒島ちゃんじゃないのか。二年連続、川口春奈とかでもよかったと思うけど……》

 

《黒島さんからすれば、気の毒だなと思う。朝ドラがどんなに不評でも、紅白司会で救われたりもするだろうに》

 

《橋本環奈が選ばれたのって、もう大河や朝ドラの出演者から選ぶとは限りませんよというメッセージなのかな。ちむどんをきっかけに、NHKは朝ドラを見限ったのか……》

 

　といった声が投稿されている。

 

　橋本はNHKのドラマに頻繁に出ているわけではないが、実は『紅白』は目標でもあった。

 

「橋本さんといえば、現在は女優としての活躍が目立ちますが、もともとは地元・福岡でアイドルグループ『Rev. from DVL』のメンバーとして活動していました。そこでパフォーマンスしている写真が『天使すぎる』と話題になり、一躍有名になった経緯があります。このアイドル時代に夢として語っていたのが『紅白出場』だったのです」（同）

 

“重責” は橋本に任されることとなったが、本番で黒島や川口の姿を見ることはできるだろうか。

( SmartFLASH )