ゆりやんレトリィバァが、主演ドラマ『極悪女王』の撮影中に背中と頭を打ち、2週間の安静を指示されたと報道されたのは、10月27日のこと。Netflix Japanのリリースに追記されるという形で発表された。このトラブルによって、撮影が一部延期されている。
本誌の取材では、10月21日、千葉県内のスポーツアリーナでおこなわれた撮影で“流血演出” もある激しい格闘シーンがおこなわれ、その後、ゆりやんが頭の痛みを訴えたことがわかっている。10月24日に病院へ行き、診察を受けたところ、即時入院となった。
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当初、2週間の安静とされたが、31日、ゆりやんはTwitterを更新し《予定よりめちゃくちゃ早く退院できました》とつづり、以下のように続けた。
《診断の結果、脳みそに損傷は全くなくて元気です!! 私は本当に大丈夫ですし、監督もスタッフさんもキャストのみなさんも本当に全員尊敬していて優しくて大好きなので、最高の極悪女王をみなさんに観ていただけるように、おちついていきまーす!! 楽しみにしていてください!!》
実際のツイートには、大量に絵文字が散りばめられている。安堵の声がある一方で、この文面に“不安”を感じる人も多いようだ。
《ゆりやんのツイート見る限り絵文字とか平常運転ぽいけど、今これ見たら逆に明るすぎて不安になるわ》
《無理してないといいけど……とにかく心配でたまらん》
自らが演じるダンプ松本、本人に会って当時の話を聞いたり、過去のダンプの動画を見て、技を熱心に研究していたというゆりやん。
強い責任感で撮影に臨んでいた、と現場スタッフも語る。
「ダンプさんが入団テストを受ける場面では、ゆりやんさんが投げられるシーンだけでも、200テイクほど撮影する過酷な内容でした。じつはそのシーンでも、ゆりやんさんが怪我して、一度すべて撮り直しになった経緯があったんです。
当日の撮影でも、本来は背中から落ちるはずが何回も繰り返され、演者にも疲労がたまっていた。それで角度がつけられず、頭から落ちるのが続いたのです。ゆりやんさん本人も《受け身を失敗してしまいました。。》とツイートしていますが……。
相手役も、自分を責めている状況が続いています」
退院報告のツイートこそ、気丈だったゆりやん。今後の撮影は、細心の注意を払ってほしい。
( SmartFLASH )