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博多大吉『M-1』審査の “絶妙” 加減に称賛の声「芸人にきちんと寄り添っている」「明確でわかりやすい」完全検証

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.12.19 17:34FLASH編集部

博多大吉『M-1』審査の “絶妙” 加減に称賛の声「芸人にきちんと寄り添っている」「明確でわかりやすい」完全検証

 

 12月18日、『M-1グランプリ2022』の決勝でウエストランドが優勝。7261組の頂点に立った。10組が力の入った漫才を披露する裏で注目を集めたのが、審査員だった。

 

 2021年限りで上沼恵美子オール巨人が審査員を退くことを表明。2人の後任として山田邦子が初めて審査員を務めることになった。同時に、「博多華丸・大吉」の博多大吉が5年ぶりに審査員に復帰している。

 

 

 2017年の決勝で審査員をつとめたあと、大吉は各コンビに対する採点理由を、水曜パートナーを務める『たまむすび』(TBSラジオ)で説明し、話題となった。このポッドキャストが審査員復帰の理由だったと、12月14日の同放送で明かしている。

 

 大吉は、『M-1グランプリ2022』番組冒頭で、5年ぶりに審査員に復帰したことについてこう宣言した。

 

「みんな面白いから、あえてダメなところを探して探して審査するっていうのがなかなか厳しいんですけど。でも、選ばれたからには、ここにいるからには全力でやらせていただきます」

 

 以下、大吉が各コンビにつけた点数と、大吉が語った寸評を振り返ってみよう。

 

●カベポスター/94点

 

「本当に悪いところが1つもないというか、最初は同じような段組みで、ネタの構成がどうなるかなっと思ったら、ガラッと後半は変えてきて。ツッコミも全部はずさないし。う~ん。ちょっとトップにはつけすぎかと思いましたけど、これくらいいかないと、と思いました」

 

●真空ジェシカ/92点

 

「大喜利と漫才を融合したネタをやる方はたくさんいると思うんですけど、ズバ抜けてトップランナーだと思っていて。途中までカベポスターに点数を高くつけすぎたと思っていたんですけど、後半がね。う~ん。僕のなかでは失速したというか、ちょっと緊張して間がズレたような気がしたので、時間とかも見てちょっと点数を控えさせていただきました」

 

●オズワルド/93点

 

「敗者復活でやっていたネタと同じかなと思って見てて、でも、ところどころアレンジを変えてたので、1日で同じネタでちゃんと2回お客さんを笑わせるのはすごいなと思いました」

 

●ロングコートダディ/92点

 

「ぜんぶのボケがハマっていて大爆笑でしたけど、本当に塙(宣之=ナイツ)君と一緒で、ぶっちゃけ20秒残しだったので、やっぱりちょっと期待しちゃいましたね。最後20秒で何をやってくるんだろうと思った時点で終わったので、同じ大喜利系漫才の真空ジェシカと同じ点数にしちゃいました。(4分使った漫才が)基準だと思っているので」

 

●さや香/96点

 

「本当にボケとツッコミを微妙にチェンジしながら、大事に一個一個のネタをきっちり決めていって。ちょっとね、佐賀の悪口だけはどうしようかと思ったんですけど、ちゃんとそれを最後の大オチに持ってきて。すごいとんでもない漫才を見た気はしましたね。すごかったです」

 

●男性ブランコ/91点

 

「面白いんですけど、やっぱり漫才かっと言われると、う~んと思いましたね。前にさや香を見ちゃったというのも、ひょっとしたらあるかもしれないですけど。ちょっと予想できたりもしたので」

 

●ダイヤモンド/90点

 

「すごく面白いネタなんですけど、トーンがあんま変わらないので、聞いているうちに飽きはしないんですけど、ちょっと興味が離れるというか。まだまだ若いのであれなんですけど、もっと間とかトーンとかツッコミかたとかを計算したほうが面白くなる漫才だと思いました。伸びしろはめちゃくちゃあると思いました」

 

●ヨネダ2000/91点

 

「本当にリズミカルで、会場を巻き込んでめちゃくちゃ受けてたんですけど、本当に個人的にKENZOさんの説明が要らなかったかなと思って。DA PUMPとわかっているのに、高齢者に気を使われた感じもあって。そんなこと気にせずにもっと突っ走って欲しかったなと思って。ヨネダ2000はもっとこのまま突き進んだほうがいいと思います」

 

●キュウ/90点

 

「このコンビの魅力だと思うんですけど……ただ、このスタイルでやっている以上、こういう空気感では取り戻しがきかないというか、自分たちもやりながら、なんか違うなと思っていたと思うんですけど。それでも最後まできっちり間を大事にやっていたのは素晴らしかったと思います」

 

●ウエストランド/93点

 

「これまでのボヤキ漫才って、ツッコミのかたがキツく怒らないと成立しなかったんですけど、ここはなんで成立するのか、不思議で。新しいボヤき漫才だと思いました。もうちょっと点数あげたかったんですけど、何カ所かズレているようなことがあったので。まさかそれが僕のせいだとは。申し訳ない。でも素晴らしかったです」

 

 最終決戦に進んだ、さや香、ロングコートダディ、ウエストランドのなかでウエストランドが圧勝するなか、大吉は唯一人、さや香を選び、恥ずかしそうに首をかしげる場面もあったが、大吉が1点刻みで理由を細かく探しながら採点していたことがうかがえる。

 

 初の審査員となった山田邦子に対して、SNSで《基準点が無い》《採点ブレすぎ》と批判する声があがる一方、自身の宣言どおり、細かく理由をつけて採点する姿勢を貫いた大吉に、SNSでは称賛する声が多く寄せられた。

 

《ほんにほんに、大吉先生は常にマイナス点とどうやったら良くなるか、この大会としてどう審査すべきか、明確でわかりやすくて優しくて素敵な採点だった》

 

《大吉先生の審査は芸人さんにきちんと寄り添ったコメントで本当に素晴らしかったと思う。飴と鞭が絶妙で真剣に採点してるのが伝わりました。本人はしんどそうだけどこれからも審査員して頂きたいなぁ…》

 

《大吉先生をますます好きになったM-1だったな。これからも審査員続けてほしい、、今回のさや香みたいな正統派を推してるのも悪口系があんまり好みじゃなさそうな感じも周りに流されてなくて本当に良かった》

 

 M-1審査員という重責を見事に果たし、株を上げた大吉。2023年の審査員席に、はたして大吉の姿はあるだろうか。

( SmartFLASH )

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