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新大河ドラマ『どうする家康』で松本潤が“ロン毛武士”に! 「ナイーブなプリンス」を描く物語とは?

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.12.30 06:00FLASH編集部

新大河ドラマ『どうする家康』で松本潤が“ロン毛武士”に! 「ナイーブなプリンス」を描く物語とは?

徳川美術館所蔵「徳川家康三方ヶ原戦役画像」(通称・しかみ像)の複製画。顔をしかめて思い悩む家康が描かれている(写真・共同通信)

 

 江戸幕府を開いた男は、半ベソになりながら乱世を必死でサバイブした頼りないプリンスだった、という新しい解釈で描く、古沢良太脚本の大河ドラマどうする家康』。

 

 公開されたメインビジュアルを見ると「いったい、どんな家康になるんだ?」と期待がふくらむ。家康役の松本潤はチョンマゲではなくロン毛を風になびかせていた。

 

 しかも脚本を担当するのは『リーガルハイ』(2012年)、『コンフィデンスマンJP』(2018年、ともにフジテレビ)などを手がけた古沢良太。「ナイーブなプリンスとしての家康を描きます」と宣言して、一般的な「タヌキおやじ」のイメージを覆すというから予測不能だ。

 

 

 いったいどのようなストーリーになるのだろうか。

 

■天下統一を果たした家康の運命を変えた3つの「どうする?」

 

 大河ドラマウオッチャーは「NHKの(大河ドラマの)特番では3つのキーワードが出てきました。そこが注目ポイントだ」という。

 

 まずは「桶狭間の戦い」(1560年)。

 

 今川家で人質として暮らしていた元康(のちの家康・松本潤)は当主の義元(野村萬斎)に見込まれ、しっかりと教育も受けていた。初陣から2年後に起きたこの戦で、元康は織田軍の攻撃を受ける大高城に兵糧を送る任務に就く。無事に大高城にたどり着いたものの、そこに「義元討ち死に」の知らせが届く。混乱する戦場で選んだ決断は?

 

 2つめは武田軍と織田・徳川軍が激突する「長篠・設楽原の戦い」(1575年)だ。

 

 かつて「三方ヶ原の戦い」(1572年)で戦国最強武将・武田信玄(阿部寛)に全滅寸前まで追い込まれた家康だったがへこたれない。三河・遠江の失地回復を目指す家康は精鋭部隊を引き連れ、信玄亡き後の武田軍との決戦を選ぶのだがーー。

 

 最後は織田信長(岡田准一)が明智光秀(酒向芳)に暗殺された「本能寺の変」(1582年)。戦乱で父を失い、孤独な毎日を過ごしていた幼少期の家康は、青年期の織田信長と出会い、「自らの力で世の中を変えられる」と教えられた。

 

 信長死亡の知らせを聞いた家康は茫然自失。憧れの存在を失い……。

 

 運命を左右する選択を次々に迫られる家康。はたして彼は何を選ぶのか。

 

 初回放送は1月8日夜8時から15分拡大版だ。

 

 どうなる家康!

 

■さて、どうする?ーー「家康」を悩ませる戦国武将

 

◎徳川家/徳川家康(松本 潤)
・今川家に仕え、岡崎城城主として独立する。優柔不断でナイーブな陰キャ。個性派ぞろいの家臣に支えられ戦国時代を生き抜いていく

 

◎武田家/武田信玄(阿部 寛)
<徳川家康(松本 潤)→ 怖い……>
・戦国最強の武将。家康の行動を常に先読みし、容赦なく叩き潰す。生前も死後も常に悩みの種であり続ける

 

◎今川家/今川義元(野村萬斎)
<徳川家康(松本 潤)→ 尊敬>
・海道一の弓取りと称された大名。人質として預かった家康に目をかけて幅広い教養を身につけさせる

 

◎瀬名 (有村架純
<徳川家康(松本 潤)ーラブー瀬名 (有村架純)>
・家康の正室で、今川家家臣・関口氏純の娘。家康の初恋の女性で相思相愛の夫婦だが、桶狭間の戦いを機に運命が変わる……

 

◎織田家/織田信長(岡田准一)
<徳川家康(松本 潤)→ 目標>
・革新的な戦術を次々に編み出す孤高のカリスマ。皆が畏怖するなか、家康は必死に食らいつき、彼の知識を吸収していく

 

◎豊臣秀吉(ムロツヨシ
<徳川家康(松本 潤)→ コイツ、苦手>
・驚異的な頭の回転の速さを武器に、底辺から這い上がり家康の好敵手になる。明るく人たらしの陽キャ

( 週刊FLASH 2023年1月3・10・17日合併号 )

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