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オリラジ中田敦彦、登録者数500万人目前で “YouTube一人勝ち” 状態も…つきまとう「ファスト教養」の不名誉

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.31 06:00 最終更新日:2022.12.31 06:00

オリラジ中田敦彦、登録者数500万人目前で “YouTube一人勝ち” 状態も…つきまとう「ファスト教養」の不名誉

中田敦彦

 

“Win Win Wiiin” とはいうが、もはや一人勝ち状態だ――。

 

『Win Win Wiiin』(通称・Win3)は、YouTubeで投稿されている、元雨上がり決死隊・宮迫博之(52)、極楽とんぼ・山本圭壱(54)、そして、オリエンタルラジオ中田敦彦(40)の3人による “トリプルコラボ” の特別番組のこと。

 

 番組は2020年11月から始まったが、3人で「Win-Win」の番組にしよう、という思いがタイトルに込められているという。

 

 

「極楽とんぼの加藤浩次さんや手越祐也さんなど、豪華ゲストも登場しています。これまで9回番組が作られており、1回が数パートにわけられた動画のほとんどが100万、200万と再生回数を重ねており、話題になってきました。

 

 動画は3人のYouTubeチャンネルに順番に投稿されており、その形で収益分配をおこなっているのでしょう」(芸能記者)

 

 いまやYouTubeを主戦場にしている3人だが、その登録者数には大きな格差がある。

 

 山本の「極楽とんぼ山本圭壱 けいちょんチャンネル」は登録者数が約49万人、宮迫の「宮迫ですッ!【宮迫博之】」が約135万人なのに対して、中田の「中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY」は約496万人を誇っている。

 

 500万人の大台も目前のこの登録者数は、芸人ではもちろんNo.1。日本人に限ってもトップクラスの数字だ。

 

「カジサックこと、キングコングの梶原雄太さんが、2018年10月にYouTubeを開設したことで “パイオニア” 扱いされましたが、その梶原さんでも登録者数は約243万人。

 

 梶原さんにすすめられる形で、2019年4月にYouTubeを始めた中田さんがその数字を超えているのは、“教養” というジャンルが大きく影響しているのでしょう」(前出・芸能記者)

 

 アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』や、漫画『HUNTER×HUNTER』、はたまた宗教団体・創価学会の解説動画などが1000万回を超える再生回数を記録しているように、中田は知識を伝える “教養系YouTuber” としての側面が強い。

 

 求めている人が多いのも事実だが、SNSにはこんな疑問の声もあがっている。

 

《中田敦彦大学では本当にまったく深みが一切ない文学作品の解説動画が100万再生超えてたりするので、ネットの大勢は「ファスト」以外受け付けないような感》

 

《映画のストーリーを明かすファスト映画と著名な本の内容を要約してYouTubeに動画として公開をする中田敦彦のYouTube大学って本質的にやってることは同じ》

 

《オリラジ中田敦彦のYouTubeてファスト映画みたいに取り締まられないの?》

 

 2021年6月、著作権法違反の疑いで全国で初めて逮捕者が出て注目を集めた「ファスト映画」。

 

「映画の結末なども含めて、内容を要約した動画のことです。過去の裁判では、『著作権者が正当な対価を収受する機会を失わせ、映画文化の発展を阻害しかねない』として、有罪判決がくだされています。

 

 ネットであがっているのは、中田さんの動画もそれと同じじゃないか、という声です。正直、線引きは難しいですが、なかなか判断しづらい問題だと思います」(ITニュース担当記者)

 

 とはいえ、逮捕事例があったためか、中田の動画にも変化が出てきたと前出の芸能記者は話す。

 

「最近は、ビジネス本の内容紹介の際に、動画の説明欄の末尾に出版社から許諾を取った旨が記載されることが増えてきました。

 

 過去の『エヴァ』や『HUNTER×HUNTER』の解説動画にはそういった記載がなかったので、“ファスト” という批判の声や、訴訟リスクも認識しているのでしょう」

 

 昨今、“ブームの終焉” も囁かれ始めているユーチューバー界。中田は、2023年以降の自身の未来を、どう考察しているのだろうか。

( SmartFLASH )

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