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堺雅人 独立の置き土産はバーター出演…“芸能界のドンと確執“疑惑を払拭する7月『日曜劇場』での立ち回り

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.01.17 06:00 最終更新日:2023.01.17 06:00

堺雅人 独立の置き土産はバーター出演…“芸能界のドンと確執“疑惑を払拭する7月『日曜劇場』での立ち回り

2022年4月、子供とともに小学校入学式に出席

 

 壮絶な「出世劇」でお茶の間を沸かせたあの男が、約28年勤め上げてきた“勤務先”からの“転職”を決断ーー。

 

 堺雅人(49)が、2022年大晦日をもって所属事務所との専属契約が満了となり、独立していたことが明らかになった。

 

 1992年に俳優デビューをしたものの、役者業だけでは食べていけなかった堺を“拾って”育て上げたのが、タモリらが所属する老舗芸能事務所「田辺エージェンシー」だ。

 

 

 その後、徐々に話題作への出演を増やし、私生活では2013年4月に菅野美穂(45)と電撃結婚。そして、同年7月放送開始の『半沢直樹』(TBS系)で主演を務めると、最終回の視聴率が40%を超える大ヒットとなり、堺は一流俳優として知られるようになった。

 

「田辺エージェンシーの社長は、元『ザ・スパイダース』のリーダーとしても知られている田邊昭知氏(84)です。スパイダースのマネジメントから始まった事務所を成長させ、タモリさんなどの活躍で規模を拡大。いまでは“芸能界のドン”とも呼ばれています。その田邊氏が独立報道後にメディアの取材を受けたことで、『堺さんと揉めたのでは?』と話題になりました」(芸能記者)

 

 田邊氏は「週刊新潮」の記事で、堺の独立について「理由はわかんない」「もう一緒に仕事なんてできないよ」と“決別”を語っている。芸能事務所関係者はこう話す。

 

「たしかに、すれ違いはありました。事務所側には国民的俳優となった堺さんを主演以外で作品に出したくない、という思いがあって、近年、出演作品が減っていたんです。そんななか、昨年放送されたのがNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。脚本は堺さんも出演した『新選組!』(2004年放送)を手がけた三谷幸喜さんです。堺さんには『新選組!』が出世作という思いがあり、『三谷さんの作品ならどんな役でも出たい』と考えていたがかなわなかった。親しい人に『子供も生まれたし、CM出演だけでなく、もっと演技がしたい』と漏らしていたと聞いています」

 

 そんな堺が、独立一作めに出演を決めた作品が大きな話題を呼んでいる。

 

「正式発表はまだですが、7月スタートのTBS日曜劇場で主演するといわれています。手がけるのは『半沢直樹』の監督だった福澤克雄氏。堺さんに加えて、役所広司さん、阿部寛さん、松坂桃李さんといった大物俳優が集結。役者陣だけでなく、海外を舞台に展開する豪華なドラマだといわれています。これだけの作品になるのは、来年1月に60歳になり、TBS社員として定年を迎える福澤氏の“記念作”だからです」(前出・芸能記者)

 

 そして、『日曜劇場』主演によって「田邊氏との確執はないと証明された」と、前出の芸能事務所関係者は言う。

 

「一から育てた堺さんが離れることで、田邊氏にも複雑な感情があって、ああいう告白になったのでしょう。しかし、内実は円満退社。じつはこの日曜劇場には、田辺エージェンシーの若手女優がいわゆる“バーター”で出演することが決定しています。出演に際しては、昨年から堺さん側が、直接TBSとやり取りをしていたようで、バーター出演は堺さんが残した置き土産だったのではないでしょうか。30年近くお世話になった、ドンへの最後の“ご奉公”といったところでしょう」

 

 転職後の最初の一手は、恩返しだ!

( 週刊FLASH 2023年1月31日号 )

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