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【アンケート】2023年1月期「がっかりドラマ」ランキング 不思議な設定&脚本に期待大の作品がぶっちぎり1位に
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.02.01 16:53 最終更新日:2024.03.05 16:08
1月に放送を開始した連続ドラマも第4話、第5話となり、そろそろ視聴者の評価も定まりつつあるこの時期。今期、もっとも「がっかりした新ドラマ」はどれなのか。本誌は、ドラマ好きな全国の20代から40代の女性500人にアンケート調査を実施した。
対象としたドラマは、2022年1月に放送を開始し、20時~22時台に放送されている13作品。
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「がっかりドラマ」の1位は、『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系・日曜22時30分~)。80票を集め、2位以下を大きく引き離した。バカリズムが脚本を担当し、主人公の安藤サクラが事故で亡くなるたび、人生をやり直す……という不思議な物語だ。このドラマが選ばれた理由は
「なんだか、同じことを繰り返していて飽きる」(20代学生・長野県)
「バカリさん脚本で期待が大き過ぎた分、なんだかがっかり」(30代無職・福井県)
「キャストが全体的に地味な感じ」(30代会社員・青森県)
SNSでは《俳優陣の演技力がハンパないためバカリズム的会話劇の面白さが天井知らず》《今期最高のドラマ》と高い評価が多いのだが、クセが強い分、受けつけない人も多いということか。視聴率(ビデオリサーチ調べ、世帯平均、関東地区。以下同)は、初回5.7%から1月29日放送の第4話で6.4%と、じわりと上がっている。
2位は『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系・火曜22時~)で58票。広瀬すず×キンプリ永瀬廉という強力キャストに、脚本は「恋愛ドラマの神」と呼ばれる北川悦吏子なのだが……。
「ヒロインの九州弁に違和感があり、楽しく見られない」(30代会社員・神奈川県)
「広瀬すずの演技があまり好きではないので」(20代会社員・愛知県)
「脚本が時代はずれ。昭和感が強い」(30代会社員・埼玉県)
広瀬すずの演技や方言にNGという意見が目立った。静岡出身のすずちゃん、かわいそうな気も……。視聴率は初回8.0%から、1月31日放送の第3話が5.9%と下降傾向だ。
3位はNHK大河ドラマの『どうする家康』(日曜20時~)で57票。
「脚本とCGが酷すぎます」(40代会社員・埼玉県)
「松潤に家康は、やっぱり合ってないと思う」(40代主婦・長野県)
など、このドラマの問題点は、さまざまなところで指摘されているとおり。
4位は『忍者に結婚は難しい』(フジテレビ系・木曜22時~)で54票。忍者の末裔を菜々緒が演じるコメディだ。
「もう少しコメディ感が強ければ…残念」(30代会社員・埼玉県)
「そもそも忍者って設定に無理がある。しかもあのsilentの後釜では落差がありすぎ」(40代自営業・愛知県)
さすがに『silent』と比べるのは酷では……。
5位は53票で『Get Ready!』(TBS系・日曜21時~)。主演・妻夫木聡による、すご腕闇医者チームの物語。『半沢直樹』などが放送された、TBSの看板ともいえる「日曜劇場」枠だが、視聴率は初回10.2%から、1月30日の第4話は9.6%と“危険水域”に。
「堤幸彦さんの演出ということで期待しましたが、引き込まれるものがありませんでした」(40代主婦・兵庫県)
「医療系ドラマにしては、内容が子供っぽすぎる」(30代主婦・神奈川県)
上位に並んだドラマに共通しているのは、「期待していたのに、それほどでも」という“空振り感”。ある意味、それだけ注目を集めている作品ともいえるだろう。
6位以下は、次のとおり。
6位 45票 『女神の教室~リーガル青春白書』(主演・北川景子/フジテレビ系・月曜21時)
7位 41票 『大病院占拠』(主演・櫻井翔/日本テレビ系・土曜22時~)
8位 22票 『リバーサルオーケストラ』(主演・門脇麦/日本テレビ系・水曜22時~)
9位 20票 『罠の戦争』(主演・草彅剛/フジテレビ系・月曜22時~)
10位 19票 『スタンドUPスタート』(主演・竜星涼/フジテレビ系・水曜22時~)
11位 17票 『星降る夜に』(主演・吉高由里子/テレビ朝日系・火曜21時~)
11位 17票 『警視庁アウトサイダー』(主演・西島秀俊/テレビ朝日系・木曜21時~)
11位 17票 『100万回言えばよかった』(主演・井上真央/TBS系・金曜22時~)
( SmartFLASH )