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『ONE PIECE』105巻で「ゾロの母親」の名前が明らかに…ルフィの母をめぐるYouTuberの考察も話題に【ネタバレあり】

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.10 21:19 最終更新日:2023.03.10 21:23

『ONE PIECE』105巻で「ゾロの母親」の名前が明らかに…ルフィの母をめぐるYouTuberの考察も話題に【ネタバレあり】

 

※この記事は漫画『ONE PIECE』105巻のネタバレ要素を含みます。

 

週刊少年ジャンプ』で連載中の人気漫画『ONE PIECE』の最新105巻が3月3日に発売された。新たに「四皇」となった主人公・ルフィがワノ国を出港し、新たな冒険を始めるまでが収録されている。

 

『ONE PIECE』の単行本といえば、コミック派の読者はもちろん、すでに話の内容を知っているジャンプ勢も楽しみにしているのが、オマケコーナーのSBS。「質問(S)募集(B)するのだ(S)」の略とされ、作者の尾田栄一郎先生が読者のたわいない質問に答えることが多い。だが、本編では描き切れなかった情報が明かされることもあり、ファン必見となっている。

 

 

 そんななか、105巻のSBSに、ルフィ率いる「麦わらの一味」のナンバー2であるゾロの “出生の秘密” という特ダネが放り込まれていたため、ネット上がざわついているという。

 

「東の海(イーストブルー)の『シモツキ村』出身のゾロのルーツがワノ国にあることは本編でも匂わされていましたが、ゾロの愛刀を作った刀鍛冶である霜月コウ三郎が、55年前に25人の仲間とワノ国から違法出国して、移住していたことが確定。

 

 家系図も公開され、作中に登場した霜月牛マルが叔祖父であったことや、ゾロがスリラーパークで戦った霜月リューマが祖先であったこと、幼なじみでライバルだった故霜月くいなとは親戚筋にあたることが判明しました。

 

 また、違法出国した25人のうち『シモツキ村』に定住したのは10人という設定が付け加えられていることにも意味がありそう。そのあたりから海軍大佐・たしぎがくいなとそっくりである理由が描かれるのかもしれません」(サブカルライター)

 

 ゾロの祖父の名前がピンゾロで、父はアラシといずれも「チンチロリン」の博打用語だったことも作者の遊び心を感じる。そして、注目されたのは、母親の名前が「テラ」だったこと。

 

「ファンの間で “ワンピースマニア界の神” と言われる神木健児氏が、自身のYouTubeチャンネルで、恐るべき考察を披露され、話題を呼びました。

 

 テラはラテン語で『大地』の意味を持ちますが、思い返せば『麦わらの一味』であるサンジの母親が『ソラ』です。となれば、残る『海』は未登場のルフィの母親である可能性が高い。神木氏は『UMI』を逆さに読めば、『イム』と読めることを指摘。一部で噂されてきた、ルフィたちが倒すべき世界政府の頂点に君臨する『イム様』=母親説を強める形となりました。

 

 しかし、この考察には反論も多い。というのも、フランス語で美しい海を『ラ ベル メール』と言うのですが、同じく『麦わらの一味』ナミの育ての親が『ベルメール』であることから、こちらのほうがすっきりするとの指摘があり、神木氏が深読みしすぎているとも考えられます」(前出・サブカルライター)

 

 オマケコーナーだけで、ファンをこれだけ熱くさせる尾田先生の深謀遠慮に脱帽だ。

( SmartFLASH )

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