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篠田麻里子、ドロ沼離婚に終止符…「私も “社長” の肩書に騙された」夫は年収300万円以下で呆然
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.05 20:10 最終更新日:2023.04.05 20:38
3月23日、元AKB48の篠田麻里子(37)が、3歳年下で実業家の高橋勇太氏との離婚を発表した。
2人は2019年、“交際0日婚” で話題となり、2020年に娘が誕生。2021年には「第13回ベストマザー賞」を受賞するなど、ママタレントとしても目覚ましい活躍をしていた。
だが、2022年8月、離婚調停中だと報道されると状況は一変。篠田のLINEのスクリーンショットや、篠田が浮気を懺悔するような音声データが流出するなど、双方の主張が食い違ったまま泥沼化。
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そして、騒動から約半年後――。
篠田は自身のインスタグラムで、離婚が合意したことを報告。そこには「私はこの度の件について、麻里子の言葉を信じることにしました」という高橋氏のコメントも掲載され、“円満解決” がアピールされていた。
「まりこ様の離婚のニュースを見て自分の話かと思いました」と苦笑するのは、39歳の長瀬亜希さん(仮名)。小学2年生の娘がいるシングルマザーだ。
亜希さんは3年前、年下の経営者だった夫と “超” 泥沼離婚を経験。篠田のニュースは、自身の経験とかぶるところが多々あるという。
「私が33歳のときに、31歳だった元旦那と出会いました。共通の友人がいて、ありきたりですが、出会いは食事会でした」
当時、亜希さんはネイルサロンとエステサロンを経営していた。仕事はうまくいっていたが、恋愛のほうはなかなか出会いに恵まれなかったという。
「20代後半で独立して、小さいながらも複数店舗展開するなど経営は順調でした。収入も同世代よりはあったせいか、同い年のサラリーマンとは話が合わないし、年上の経営者は『僕と付き合えば、店舗展開に協力するよ』と、パパ活みたいな誘いしかなくて(笑)。仕事に生きるしかないのかなぁ~と思っていたところ、元旦那と出会ったんです」
彼は、ライブ配信者(ライバー)やインフルエンサーの育成事業を手がけている会社の社長だった。
「ざっくり、今どきの芸能事務所って感じですかね。私がよくわからない業種だったせいもあって、彼の仕事話のひとつひとつが新鮮でした。同じ経営者だし、年下だからか私が稼いでることも引け目に感じず、『俺も亜希さんみたいにもっと頑張らなきゃ!』なんて言うのがかわいらしく思えたんです」
2人はすぐに交際を始めた。付き合って半年後、同棲の話となり、とんとん拍子で入籍することになった。
「お金のことは本当に何も決めないで結婚しました。いま思えば、これが間違いだったんですよね」
引っ越し資金から、家賃、生活費、光熱費などすべて折半。亜希さんは自分で稼いでいるので『細かいことはさほど気にしなかった』と言うが……。
「離婚して冷静になって考えれば、私が7~8割は出していたと思います。とくに気にも留めてなかったんですけど」
そして1年ほどがたったころ、亜希さんは妊娠が発覚した。出産準備で自宅にいる時間は増えたが、家庭内では不協和音が生じるようになったという。
「元旦那は、とにかく飲み会が多い人なんですよ。妊娠する前はあまり気にならなかったのですが、つわりやメンタルの不調が続いても気にかける様子はなく、帰宅も相変わらず遅かったですね。
『有名なインフルエンサーを紹介してもらえるから』『大手事務所の幹部を接待するから』などと言い訳するのですが、毎回楽しそうに飲んでいるだけで仕事につながっている様子がなく……。
それで、『何か成果が上がってるの?』と聞いても、のらりくらりかわすだけで。そのうち、仕事の話に口を出すと逆ギレされるようになりました」
出産が近づくにつれて、2人はどんどん会話が少なくなっていった。出産当日も「仕事で病院に来てくれなかった」と苦笑する。
「何をしてるのかわからない外出がどんどん増えて、問いただしても『お前だって経営者だから付き合いがあるのはわかるだろう』と一蹴されました。もう呆れて、退院して少し落ち着いてきたタイミングで離婚を決心しました」
出産して半年後、亜希さんが「話がある」と元旦那にLINEすると、「俺も」という返事が返ってきて、娘を実家に預けて久々に2人で話し合った。
「離婚したいと切り出そうとしたら、『これ』と数枚の写真を出してきたんです。なんだと思ったら、離婚のことで相談していた弁護士さんとの写真でした。それも数回カフェに入ったのと、あちらの事務所に入ったときのものでした(笑)。
元旦那は私の浮気を疑い、探偵を雇ったみたいです。『浮気する女とはもう一緒にいられない。離婚したい。不倫の事実をバラさないかわりに、慰謝料500万円を払ってほしいと言われました」
亜希さんは、離婚はかまわないが、相手は弁護士で浮気相手ではないと説明したが、まったく聞き入れてくれなかった。
「それだけではなく、私が自宅で親友に元旦那のことを愚痴っている様子を録音していて、『これはモラハラだよね? 従業員にバレたらやばいんじゃない?』とも言われました。もう私の手に負えないと判断して、わめき散らす元旦那を放置して、そのまま実家に帰りました」
後日、亜希さんは元旦那が浮気相手と勘違いしていた弁護士を通して、正式に離婚したいと内容証明を送ったという。
「もう、ただただ別れたかったのですが、向こうは証拠不十分の浮気やモラハラの証拠を盾に慰謝料を請求してきました。呆れてしまい、500万円は嫌だけど100万円くらいなら払って終わりにしようかと思いましたが、弁護士さんがすべて対応してくれたので、ことなきを得ました」
不当な慰謝料請求をしてくる前に、そもそも養育費の支払い義務がある旨を伝えたところ、元旦那は渋々、収入証明を送ってきたという。
「元旦那は社長だと偉そうにしていましたが、年収は300万円もなかったんですよ。ビックリしちゃって、逆になんだか不憫に感じました。いままで、見栄張ってたんだろうなぁと」
結局、養育費などは一切もらわず離婚の判を押したが、いちばん引っかかったのが子供のことだったという。
「親権のことも1回も言ってこなかったし、娘にまったく関心を示さなかったのが寂しかったですね。まりこ様の旦那も、ものすごい額の口止め料を請求したって報道があったじゃないですか。年下の経営者で、じつは収入もそんなになかったって、すごく似てるなぁと……」
いまは娘と2人で幸せに暮らしていると話す亜希さん。再婚について聞いてみたら、「年下の経営者は絶対にパス」と笑っていた。
取材&文・きよのじゅん
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