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新作公開直前アンケート「いちばん好きな宮崎駿作品」3位『魔女の宅急便』2位『千と千尋』1位は?【500人に聞いた】
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.06.12 17:31 最終更新日:2024.03.05 16:00
宮崎駿監督が手がける映画『君たちはどう生きるか』が、7月14日に公開される。2013年の『風立ちぬ』公開後、引退を発表した宮崎監督だが、2017年に撤回。10年ぶりの長編作品として、注目を集めている。
これまで多くのヒット作を世に送り出してきた宮崎監督だが、「いちばん愛されている作品」は何なのだろうか。本誌は独自のアンケート調査を実施、「もっとも好きな宮崎駿作品は?」を、映画好きの20代から50代の女性500人にきいた。対象としたのは、宮崎駿氏が監督として作品を手がけた長編映画。1979年の『ルパン三世 カリオストロの城』から『風立ちぬ』までの11作品だ。
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ではトップ5から見ていこう。
【第5位】52票 『天空の城ラピュタ』(1986年)
原作はなく、宮崎監督の架空のストーリーが基になっている。興行収入はふるわず、歴代のジブリ作品でも興収ランキングではかなり下位の作品だが、いまなお高い人気を誇っていることがわかる。好きな理由は
「爽やかな冒険活劇。登場人物の清々しさが気持ちいい」(40代・青森県)
「何回見ても感動してハラハラしてしまう。音楽も良くてキャラクターも魅力的」(40代・長崎県)
「子供の時にワクワクしてハラハラ、何回も観ました。飛行石などの世界観が好き。今でも最高の映画」(40代・東京都)
【第4位】55票 『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)
初の映画監督作品。多数の『ルパン三世』シリーズのなかでも屈指の人気を誇り、いまなお繰り返しテレビでも放送されている。
「飽きる事なくドキドキハラハラできるし、どの世代の人にもおすすめできる。何度も見て内容は知っているが、それでも面白い」(30代・福岡県)
「銭形警部の名言『奴はとんでもないものを盗んでいきました…あなたの心です』、これに尽きます!」(40代・神奈川県)
「ただただ名作。40年たっても古く思わない」(50代・京都府)
【第3位】59票 『魔女の宅急便』(1989年)
主題歌にユーミンの『ルージュの伝言』『やさしさに包まれたなら』が採用され、リバイバルヒット。宮崎氏は、監督、脚本、絵コンテ、プロデューサーの4役を担当した。
「キキの悩み成長していく様がキレイに描かれている。最後の飛行するシーンが好き」(30代・愛知県)
「角野栄子の原作が好き。飛べなくなるくだりから、また飛べるようになるまでが最高。パン屋さんや猫のジジが好き」(40代・東京都)
「音楽が良い、ストーリーが良い、街の風景が綺麗、勇気がもらえる」(30代・埼玉県)
【第2位】83票 『千と千尋の神隠し』(2001年)
興行収入は316億円超で、『タイタニック』を抜いて日本歴代1位に(2020年『鬼滅の刃』が記録更新)。海外での評価も高く、2017年のBBC主催の投票では「21世紀の偉大な映画ベスト100」の第4位に。
「世界観が好きです。ハクに一目惚れしました。千尋が成長していく姿を見て、元気をもらいました」(20代・富山県)
「カオナシや湯婆といったユニークなキャラクターに惹かれる」(20代・東京都)
「出てくる街並みの雰囲気が好きです。実際に台湾に行って感動しました」(50代・秋田県)
【第1位】130票 『となりのトトロ』(1988年)
昭和30年代の日本を舞台にしたファンタジー。同じジブリ作品の『火垂るの墓』と同時上映された。トップ5のうち4作品が、1980年代までに公開された作品という結果になった。
「子供ながらに、独特な音楽や背景の綺麗さに不思議な世界に入り込む感覚をおぼえました」(40代・広島県)
「子どもの時に観て、実際に自分にも起きるんじゃないかとワクワクした記憶がある。今でもトトログッズを買っています」(30代・岡山県)
「昔の田舎の風景や素朴で素直な子供たち。いつ見ても懐かしく感じる」(50代・4宮城県)
「見るたびに祖母との思い出が蘇ります」(50代・滋賀県)
第6位以下は、次のとおり。
【第6位】29票 『風の谷のナウシカ』(1984年)
【第6位】29票 『ハウルの動く城』(2004年)
【第8位】23票 『風立ちぬ』(2013年)
【第9位】19票 『もののけ姫』(1997年)
【第10位】12票 『崖の上のポニョ』(2008年)
【第11位】9票 『紅の豚』(1992年)
( SmartFLASH )