千原せいじ、日本の機内サービスを非難「勝手に作ったルールを押しつける」…SNSでは「適切な接客」論争勃発

 

　お笑いコンビ「千原兄弟」の千原せいじが、自身のYouTubeチャンネルで、日本の航空会社サービスについて物申す場面があった。

 

　8月4日に更新された動画では、元外資系航空のCAで、現在はお笑い芸人のCRAZY COCO（クレイジーココ）をゲストに迎えたせいじ。「【航空業界の闇】CAvs痛客！　『ゴタゴタ言うヤツが…』衝撃のバトルをクレイジーココが暴露」というタイトルで、トークを繰り広げた。

 

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　クレイジーココが、過去にエミレーツ航空に勤めていたことに言及したせいじは、「エミレーツは最高の飛行機やね。みんなエミレーツ基準でいったらいいのに」と褒めちぎった。

 

　他国の航空会社についてもひとしきり語ったのち、話題は日本の航空会社に。

 

　せいじは、「これは日本の飛行機会社全員敵に回すつもりで言うけど。サービスも、日本のCAって、会社が勝手に作ったルールを客に押しつけんねん。だからすっごい不愉快。エミレーツとかはお客さまに寄り添ったサービスみたいな感じ」と批判を繰り広げた。

 

　その後、クレイジーココも、日本の飛行機に乗ったときのエピソードとして、「疲れて寝ているじゃないですか。そういうときにも『お客さま、お飲み物いかがですか？』って。いや、のど渇いていたら起きてるし、必要だったら言うし。トゥーマッチだなと思います」と発言。

 

　せいじも負けじと「全部早ない？　ビジネスとかだと、国内線でも食事ついてるやん。乗ってすぐ離陸した瞬間きて、『食事を準備してますけど、お飲み物はどうされます』って。いや、いるけど、いま選ばなあかん？　そのとき言うけど？」とモヤモヤを爆発させていた。

 

　外資系の適度な接客か、日系の細やかな接客か。好みがわかれる分野なだけに、ニュースのコメント欄では、せいじたちの意見に対し、議論が勃発している。

 

《外国のクルーは確かにドライ。びっくりする事があるくらい。そこが気楽でいい人もいるだろうけど、日系の細やかさは他に代え難い価値があると思う。気配りとは優しさに基づいているので、それは「優しい人」ほど多い。日系のクルーに接すると、しみじみと優しい人たちだなあと思う》

 

《確かにサービス過剰と思う事もあるけど、その過剰さを求める客が多いのも事実。もしも声を掛けなければ「何故声を掛けなかった」とクレームをいう客も少なくないと思う。サービスに関して賛否両論あるのは仕方ないね》

 

《海外エアライン、特にアメリカはあまりお客に構わない適度な距離感が気楽で良い。たまにCAさん同士で楽しく喋っていたりして雰囲気が楽。日本の場合はサービスはこうあるべきという雰囲気を感じる時があり少し疲れるが押し付けまでは無い。それぞれのエアラインのカラーがあるがそれを感じるのも飛行機旅の楽しみ》

 

　また、クレイジーココの「寝てるときに起こされた」発言には、こんなツッコミも。

 

《帰省の往復で日本の航空便には度々お世話になってますけど、眠っている時に『お客さま、お飲み物いかがですか？』なんて聞かれた事は一度もないですよ》

 

《飛行機で旅行によく行きますが、寝てて起こされた事はありませんね。起きたタイミングでドリンクいりませんか？みたいに声かけられたことはありますが、体調がイマイチで温かい飲み物があれば。といったら用意してもらえてて助かりました》

 

　心地いい距離感は人によって違う。自分に合ったサービスを見つけて、空の旅を楽しみたいものだ。

( SmartFLASH )