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公開控える『極悪女王』ゆりやん“撮影事故”以外にもあった監督との「スケジュール問題」「セクハラ報道」トラブル
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.08.23 06:00 最終更新日:2023.08.23 06:00
すでに撮影を終え、公開を待つのみとなったNetflixドラマ『極悪女王』。
7月下旬にはクランクアップの打ち上げがおこなわれ、主演を務めるゆりやんレトリィバァが談笑する姿を、本誌は目撃している。
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同作は、白石和彌氏が監督を務める、女子プロレスラー・ダンプ松本の半生を描いたドラマだ。実話をもとにしたその内容に加えて、ライオネス飛鳥役に剛力彩芽、長与千種役に唐田えりかが起用されるとあって、撮影前から話題となっていたが――。
「2022年10月21日、撮影中の事故で、ゆりやんさんが負傷。投げられるシーンを200テイクも撮るなど、過酷なアクションが原因とされています。
わずか5日で退院し、ゆりやんさんは撮影再開に向けて驚異的な回復力を見せていましたが、現場では当時、剛力さんらを含む出演者に『MRI検査を受けてください』という“お触れ”まで出ていましたからね。『本当に撮影が続けられるのか?』『この作品は世に出せるのか?』という不安が渦巻いていたようです」(芸能記者)
周囲の心配をものともせず、ダンプ松本を演じきってみせたゆりやん。そのハードアクションも気になるところだが、現場での“不満”はまだまだあったようだ。関係者はこう明かす。
「当初、話数は6~8話くらいの予定でしたが、ゆりやんの怪我の影響もあって、最終的には全5話という形になりました。
また、延期した影響で、最後の第5話だけ、白石監督の都合で撮影ができていませんでした。結局、白石監督の助監督を長年、務めている茂木克仁氏が、メガホンを取ったんです。
撮影を通して、白石監督のスケジュール調整に難航していたこともあって『だったら、最初から茂木監督で撮影したらよかったじゃん!』と不満を口にしていました。
そりゃ、出演者たちからすればずっとその間も、トレーニングを続けていたんですからね」(同前)
もうひとつ、現場をピリピリさせていたことがあった。これも白石監督に起因するものだ。
「2016年7月に、白石監督や女優の矢吹春奈さんらが出席した『日本で一番悪い奴ら』のトークイベントで、矢吹さん演じるホステスの大胆な濡れ場シーンについて『台本にはなかったが急遽、追加した』と発言しました。このことが『女優の了承のない撮影だった』と、2022年になってセクハラ案件として取り沙汰されたのです。
白石監督自身は、台本になかったとの発言について、トークイベントでのリップサービスであり『事実ではありません』と内容を否定していましたが、不穏な空気になっていたようです。
『デイリー新潮』によれば、報道直後、白石監督は『極悪女王』の現場でも出演者を集めて事情を説明したそうですが、ゆりやんさんの『たぶん、私以外は許してると思います!』といったひとことで現場が大爆笑。ことなきを得たようですが……結局、最終話を撮れなかったのは残念ですね」(同前)
最終話の監督変更についての事実確認をNetflixに行ったが、回答は得られなかった。
紆余曲折あった作品だが、座長・ゆりやんの活躍は、カメラの外でも大いにあったようだ。
( SmartFLASH )