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「ジャニーズ叩きしてたくせに」「タレント批判はしてなくなかった?」ヒロミ『24時間テレビ』マラソン挑戦に渦巻くファンの葛藤
メインパーソナリティーをジャニーズの「なにわ男子」が務め、8月26日・27日に日本テレビ系で放送された第46回の『24時間テレビ 愛は地球を救う』。平均世帯視聴率は11.3%で、2022年の13.8%から2.5ポイント低下した(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)。
恒例企画の「チャリティーマラソン」の挑戦者は、放送当日発表という“異例”の試みが注目されたが、その大役に抜擢されたのが、タレントのヒロミだった。
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「ヒロミは58歳。チャリティーマラソンの挑戦者としては、歴代4位の年長ランナーでした。俳優をしている長男と次男が伴走し、妻の松本伊代が『センチメンタル・ジャーニー』を歌って夫を鼓舞。最後は、松本が涙ぐみながら夫を出迎えました」(テレビウオッチャー)
SNSには
《ヒロミと伊代ちゃんの夫婦愛 わかっていながらも またまた涙がホロリ》
《なんて素敵な家族なんだろう 涙が止まらない》
と、感動の声があふれている。だが、一方ではこんな意見も。
《ヒロミってジャニーズ叩きしといてどの面下げて24のマラソンランナーやってんだ?》
《ヒロミ、バリジャニーズ批判してたくせにゴリゴリジャニーズ番組24時間テレビのランナーやるん草》
「ヒロミは、ジャニーズJr.が出演していた『8時だJ』(テレビ朝日系・1998~1999年)の司会をつとめ、滝沢秀明氏や関ジャニ∞のメンバーから“兄貴”として慕われる存在です。しかし、8月6日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した際、ヒロミは、ジャニーズ事務所の性加害問題について『(対応は)早くしたほうがよかったと思いますよ、最初から』『(社長・藤島ジュリー景子氏は)経営者としたら失敗したな、とは思います』と述べ、これがジャニーズファンからは“批判発言”ととらえられているのです。そこまで厳しい言葉ではないのですが、ファンにとっては、ジャニーズタレントたちの“身内”だと思っていたからこそ、ショックを持って受け止められたのでしょう。
近年の『24時間テレビ』は、ジャニーズタレントに頼り切った“ほぼジャニーズ番組”。そこにヒロミが出演したことで、一部ファンの間で論争状態になっているのです」(週刊誌記者)
SNSには、ジャニーズ事務所と所属タレントを切り離して
《ヒロミさんってジャニーズ事務所の批判はしてたけど、タレントの批判は別にしてなくなかったっけ?》
《ヒロミさんがランナーである事により ジャニーズの事で叩かれてるの見ててつら 事務所は事務所、人は人じゃないの。ジャニーズの子達を可愛がってきたからこそ例の件で事務所に対して怒る って思うのは普通だと思うけどな》
などとする反論も多数、見られる。
今回のチャリティーマラソンは、途中で迷惑系YouTuberの突撃を受けるなどのアクシデントもあったが、番組内の瞬間最高視聴率は、28日午後8時47分、マラソンのゴールシーンで24.8%だった。マンネリ企画といわれながら、これだけの視聴率を稼ぐ以上、今後も誰かが走らされそうだ。