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中田敦彦、ジャニー喜多川氏の性加害は「人類史上最悪の連続性犯罪事件」と持論、法体制の不備を指摘

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.09.15 18:00FLASH編集部

中田敦彦、ジャニー喜多川氏の性加害は「人類史上最悪の連続性犯罪事件」と持論、法体制の不備を指摘

 

 オリエンタルラジオ中田敦彦が9月13日に公開した自身のYouTubeチャンネルで、7日におこなわれたジャニーズ事務所の会見の問題点を語った。

 

 中田は、ジャニー喜多川氏による性加害問題を「人類史上最悪の連続性犯罪事件」とばっさり。警察が動かないことに「法体制の不備があった」として、2017年まで強姦罪で男性が被害者として認められない点があったことを指摘した。

 

 

 さらに、「児童虐待防止法は、法律的に虐待の認定者は保護者のみとなっているためにいまだに不十分」と持論を展開し、立憲民主党が児童虐待防止法の法改正に動いているものの「ぜひ与党の自民党に動いてもらいたい」と問題提起した。

 

 そのために「法改正に大事なのは世論。『なんで少年を守らない法律を放置しているんだ』と、(自民党の)支持率がガーンと下がったら変わります」と述べた。

 

 また、「メディアの体質」について、テレビ局がレギュラー番組などでジャニーズタレントの起用を続けている点に「これは芸能事務所だから話がわかりにくくなってるかもしれません」と、タレントを商品、事務所を企業と置き換えて説明。

 

「商品に罪はないので問題企業から仕入れを続けたい」と言い換えた。続けて中田は「これは『いかなる性加害も認めません』というテレビ局の声明と矛盾するんですよ」と指摘。

 

 さらに「タレントさんと事務所は一体ではないということです。タレントさんに罪はありません。タレントさんが(事務所を)やめても使い続けますと発表することが、テレビ局は大切なんじゃないですかね」と語っていた。

 

 中田のジャニーズ問題への指摘に、YouTubeのコメント欄にはさまざまな声が書き込まれた。

 

《問題を単純化せず、国際社会、日本、芸能界とタレント、マスコミのそれぞれを俯瞰的に捉えた素晴らしい提言と感じます》

 

《芸能界の内情に精通しながら、忖度なくフラットな視点からの解説で非常にわかりやすい授業でした》

 

《おかしいことはおかしいと声を上げられる世の中でないといけないし、変えていくことが必要だと強く思いました》

 

「中田さんは今回の動画で、ジャニーズ事務所が社名を継続する点には『受け手側(社外)と中にいる人(社内)で気持ちに隔たりがある』と、指摘していました。

 

 また、『大きなメディアと大きな事務所がここまでのことを起こすことは今までなかった。いま人類が、仕組みごと見直さなきゃいけない問題』と呼びかけていました」(芸能ライター)

 

 中田の問題提起だが、その声は“世論”に届くのか……。

( SmartFLASH )

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