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「海鮮丼8000円」梅沢富美男がなじみの店のインバウンド価格を痛烈批判も「もっと言ってくれ」「店にも事情」賛否渦巻く

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.03.05 15:03 最終更新日:2024.03.05 15:05

「海鮮丼8000円」梅沢富美男がなじみの店のインバウンド価格を痛烈批判も「もっと言ってくれ」「店にも事情」賛否渦巻く

 

 3月4日、俳優の梅沢富美男が『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に出演。外国人観光客のインバウンド需要を狙って、日本の飲食店の価格が高騰していることに苦言を呈した。

 

 番組では、ランチが5000円など、高額メニューが増えていることを紹介。コメントを求められた梅沢は「日本のお客さんは食べに行かないと思うよ」とコメントすると、自身の体験を語った。

 

 

「函館の、いつも行っているお店なんだ。この間、函館でお仕事があったんで、夜、食べに行ったのね。そうしたら、カニが6万5000円だって。いままで3000円で食えていた海鮮丼が8000円だ。キンキが9500円」

 

 インバウンド需要により、なじみの飲食店の価格が2倍以上に高騰していることを嘆くと、梅沢はこう続けた。

 

「最後に言ってやったね。『お前ら、いい加減にしろよ』って。『いままでこのお店を愛してくれたお客さんがビックリしてるよ、2度と来ないよ。そのうちにしっぺ返しがくるからな』って」

 

 食事後、飲食店側に言い放ったという梅沢は、こう持論を語った。

 

「中国の人とかが函館に行って食べるのかも知れないけど、俺たちは函館に行って、食べるってのは飛行機代、電車賃使って行くわけだよ。それは新鮮なものを安く食べられるから行きたいんだよ。わざわざ函館まで」

 

 梅沢が、インバウンド需要で価格を上げるなじみの飲食店に対して、「2度と来ないよ」と痛烈に批判したことに、SNSでは賛否が渦巻いた。

 

《梅沢の親父いいぞ!もっと言ってくれ!》

 

《常連客が離れてもやっていける自信があるのかもしれないが、一度離れた客は値段を下げても戻ってこないもんだよ。他にも店あるしね》

 

《黒門市場がこれやって地元民に無視されたな。目先のカネに惑わされると固定客を失いかねない》

 

 と賛同する声が上がる一方、批判的な声も。

 

《需給バランスだけで価格決めたらこうなる。それでも金払う客だけで生きていくなら問題ない》

 

《そうかね? その値段で食べてくれる人が居るなら別に良いじゃん、ボロ儲けしても。何が悪いのか分からん》

 

《梅沢さんがお怒りなのもごもっともだが、その店にも事情はあろうからなあ。。。》

 

 東京商工リサーチが1月に公表した、2023年の「飲食業」倒産(負債1000万円以上)件数は、893件(前年比71.0%増)で過去最多を更新した。

 

 コロナ関連支援策の終了や縮小に加え、客足がコロナ禍前に戻らないなか、深刻な人手不足や物価高が収益を圧迫し、倒産件数を押し上げたという。

 

 また、株式会社TableCheckが2023年12月に公表した「飲食店のインバウンド対策に関する意識調査 2023」によると、日本人の飲食店への客足はコロナ前の7割前後にとどまり、これ以上の回復を期待できないのに対して、訪日客の増加率はコロナ前の3倍にまで高まっているという。

 

 一方で、インバウンド対策を実施していない飲食店の割合は、72.8%。インバウンド需要に対応できるかが、飲食店の勝敗を分ける大きな要素となっているようだ。

 

 飲食店側にも苦しい事情がある。とはいえ、梅沢が言うように、日本人が気軽に行けなくなる店が増えることは、なんとも寂しい話だ。

( SmartFLASH )

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