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驚異の大出世 新朝ドラ『虎に翼』ヒロイン伊藤沙莉を支えた“大女優”の言葉
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.03.29 17:59 最終更新日:2024.03.29 18:20
4月1日に放送が始まるNHK連続テレビ小説『虎に翼』。日本で初めて法曹の世界に飛び込んだ女性をモデルとしたオリジナルストーリーだ。主演は伊藤沙莉。朝ドラには2017年の『ひよっこ』以来の出演となる。
「伊藤さんは2003年、9歳でドラマデビュー。2005年には大ヒットしたドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)に出演し、注目を集めました。とはいえ、出演子役のなかでは4・5番手の脇役でした。
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その後、多くのドラマや映画に出演し、初めて主役の座をつかんだのが、2015年のドラマ『トランジットガールズ』(フジテレビ系)でした。
それ以降は、ほぼ途切れることなくドラマ出演が続いています。また個性である“ガスガスボイス”を活かして、声優としての活躍も増えています」(週刊誌記者)
1994年生まれで、5月には30歳になる。「脇の子役」から一歩一歩前進し、ついに「国民的女優」にまで上り詰めた伊藤を、ここまで支えてきたある言葉がある。
2020年放送のトーク番組『A-STUDIO+』(TBS系)に出演した伊藤は、『女王の教室』で、主演の天海祐希にかけられた言葉について、こう語っている。
「天海さんに前室に呼ばれて、『沙莉、ちょっと来て』って。絶対に怒られると思って、『なんですか?』って行ったら、『あなたはメインで(カメラに)抜かれるところじゃなくても、必ずしっかり気を抜かずお芝居をしている。当たり前だけど、それができる子は少ない。この先何があっても、その気持ちを絶対に忘れないで。どこかで誰かが見ているし、絶対誰かが見つけてくれるから、そのままでいて』って言われて」
その後も、メイン以外の役を多く演じてきたが、その天海の言葉を信じて、忘れずに続けてきたのだという。
「いわゆる美人タイプではなく、個性のガスガスボイスも、脇役ではいいが、主役としてはどうか、という声も以前はありました。それが朝ドラヒロインですから、まさに驚異の大出世と言っていいでしょう。
バブル崩壊で父親の会社が倒産し、母子家庭となり、ボロボロのアパートで暮らしていたそうですが、そんな話もあっけらかんとできてしまう。不思議な“共感力”のような魅力があり、女性ファンも多い。新しいタイプのヒロインと言えそうです」(同前)
プライベートでは、18歳年上の劇作家・蓬莱竜太との交際が報じられている伊藤。公私ともに絶好調のようだ。
( SmartFLASH )