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インディアンスが“ちょんまげラーメン”へ改名「成功したコンビもいる」応援の声続々

改名したインディアンス(写真・きむのXより)
6月18日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)でお笑いコンビのインディアンスが、“ちょんまげラーメン”への改名を発表した。
インディアンはアメリカ先住民族を指す言葉であり、近年はネイティブアメリカンなどに言い換えがなされている。番組ではインディアンという言葉自体には問題がないと複数の専門家に確認を取った上で、インディアンスの“改名ドッキリ”が放送された。企画の詳細を放送作家が語る。
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「インディアンスは男女3人組の“ネイティブアメリカン系のそれっぽい団体”から抗議を受け、改名を要求されました。団体は舞台や地方の営業先にも現れ、最後は直接対面し、改名について話し合われました。しかし、新しい案にもことごとく“難癖”を付けられ、果ては芸風への細かい“ダメ出し”を受ける場面もありました」
インディアンスが改名要求を受け入れたところでネタバラシがなされるが、企画はここでは終わらなかったという。
「もともとインディアンスは名前を変えたいと考えていたようで、これをきっかけに改名したいと要望。自分たちのアイデアのほか、命名で有名な京都の神社、生成AI、ネイティブアメリカンのシャーマン、お世話になっている先輩芸人の千鳥の大悟さんが改名案を提供しましたが、最終的に自分たちが考えた“ちょんまげラーメン”を選びました」(前出・放送作家)
まさかの改名にX上では、過去の例をふまえてブレークに期待する声もある。
《それで成功したコンビもいるしね。『さまぁ〜ず』とか『くりぃむしちゅー』とか》
《すでにある程度テレビに出てる所から改名してそれをキッカケにブレイクした例としてさまぁ〜ずとくりぃむしちゅーが居る》
《「バカルディ」は「さまぁ〜ず」に、「海砂利水魚」は「くりぃむしちゅー」に改名してブレイクしたから「インディアンス」も改名は悪くないと思う》
2000年にバカルディがさまぁ〜ず、2001年に海砂利水魚がくりぃむしちゅーへ改名したのは『ウンナンの気分は上々。〜FEEL SO NICE』(TBS系)の企画がきっかけだが、こちらは積極的な改名ではなかったと前出の放送作家が語る。
「番組内では、バカルディと海砂利水魚がライバル設定となっており、対決企画で負けたほうが改名する“罰ゲーム”的な要素がありました。実際、改名前のコンビ名の方がスタイリッシュであり、改名後は“ダサい”印象を与えるもの。当初は2組とも改名には強い抵抗がありました」
しかし、ひらがなへの改名により“トガッた”イメージがなくなり、柔和な印象が生じたためか、さまぁ〜ずは2004年に『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のレギュラー抜擢、くりぃむしちゅーも同年に冠番組『くりぃむナントカ』(テレビ朝日系)がスタートするなど、ブレークを果たした。
インディアンスにも2組と同じ路線でのブレークに期待が寄せられる。何より今年は“ちょんまげラーメン”にとって「M-1」ラストイヤーなだけに、より注目を集めそうだ。