エンタメ・アイドル
福原遥『月9』&磯村勇斗『月10』で視聴者が抱くフジのドラマ2時間連続「しんどすぎ」問題、一連のトラブルが影響も

ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』(フジテレビ系)で主演を務める磯村勇斗
7月14日、磯村勇斗(はやと)主演のドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』(フジテレビ系)第1話が放送された。共学化で揺れる私立高校を舞台に、スクールロイヤー(学校弁護士)として派遣された主人公が、法律や校則では解決できない若者たちの青春に向き合っていく学園ヒューマンドラマだ。
民放の連ドラ初主演となる磯村は、独特な感性を持つがゆえに集団行動になじめず、不登校になった過去がある弁護士を演じている。Xでは
《期待以上に良いドラマだった》
《実はあまり期待してなかったんだけど、予想を裏切って面白かったです》
など、好意的な評価が多いものの、なかにはこんな気になる声も……。
《月9も好きだし月10も楽しみだけど、2時間連続で見るには重い気がする》
《磯村くん主演だし見たいけど…今期月9も重いので、これまた重そうな月10まで続けて見るのしんどくてできない…》
と、フジテレビ系の月9ドラマと、10時からの『僕たちは〜』を続けて観るのがしんどいーーという意見が少なくないのだ。
【関連記事:福原遥『明日はもっと、いい日になる』児童虐待疑惑からのハッピーエンドが “感動の押し売り” と感じてしまったワケ】
月9で放送されているのは、福原遥主演の『明日はもっと、いい日になる』。児童相談所を舞台に、個性的な面々が子どもたちやその親までも救っていくハートフルヒューマンドラマだ。
「『明日は〜』では、虐待やネグレクト疑惑などが描かれますが、そこまで重い内容ではなく、逆に『リアリティがない』『美談にしすぎ』などの意見もあります。しかし、児童相談所が舞台で社会問題を扱うことで、『重い』と感じる人もいるようです。続く10時からの『僕達は〜』は、単なる学園ものではなく、独特の感性を持つという主人公のキャラ設定に“重さ”を感じられているのかもしれません」(テレビウオッチャー)
『明日は〜』に対しては《月9という注目される枠で児童相談所を舞台にしたドラマが放送されること自体に意義があると思う》と、高く評価する声も少なくないものの、こんな“恨み節”も…。
《月9、月曜の夜からちょっと重いな フジのスキャンダルなければ 航空モノだったらしいのほんま許せない…》
「この7月期の月9は、福原遥さん主演で、航空業界を舞台にしたドラマを制作することが決まっていました。しかし、一連のフジテレビの問題により、撮影に協力する予定だった航空会社が撤退したため、企画を変更せざるを得なかったのです。航空業界が舞台なら、夏らしいさわやかなドラマになったでしょう」(同前)
『明日は〜』の平均世帯視聴率は、7月7日の第1話が7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)とまずまずだったものの、14日放送の第2話は6.4%と急落している。
フジテレビにスポンサーは戻りつつあるが、苦戦は続きそうだ。