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マヂラブ野田クリスタル、「『M-1グランプリ』を変えた」と謝罪…実は「伏線回収」の達人なのかも

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記事投稿日:2025.07.21 11:00 最終更新日:2025.07.21 12:32
出典元: SmartFLASH
著者: インタビューマン山下
マヂラブ野田クリスタル、「『M-1グランプリ』を変えた」と謝罪…実は「伏線回収」の達人なのかも

 

 

 7月16日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に、マヂカルラブリー野田クリスタルさんがゲスト出演。新企画『今日だけは許してくれ ダセェこと言いに来ました』と題し、「自分の口から言うのはダサい……でも言いたい!」というトークテーマで盛り上がっていました。

 

 野田さんの主張は「『M-1グランプリ』で最下位とっても昔ほど悲壮感が出ないのは、マヂカルラブリーが最下位とってから優勝したからだと思う」というもの。

 

 最近のM-1は最下位のコンビに優しすぎると野田さんは言います。

 

 

「最下位は最下位でないと。リアリティないですよ。とんでもなくヘコんでもらいたいです、最下位は。本当に僕らは食らったんですよ。2017年に最下位をとったときに『このままもう漫才できないんじゃないか』ぐらい。そっから3年後に優勝したんですけど」

 

 野田さんはマヂカルラブリーが優勝してからM-1に変化があったと考察。

 

「『(マヂカルラブリーが)最下位とったときの立ち回りがよかった』みたいな。(審査員との)トークで。ニューヨークとかもそうだし、(最下位になっても)傷がない状態でM-1を終われてて、それってM-1なのかなって。(大会後も)いじっちゃってるんですよ。『おまえら最下位だったろ』みたいな。

 

 昔のM-1の最下位は見られたもんじゃなかった。かわいそうすぎて。それがマヂカルラブリーから間違いなく変わった。逆にいうと、申し訳ないです……みんなに。M-1変えちゃって」

 

 と手を合わせて謝罪。すると出演者一同「ダセェな!」と爆笑していました。

 

 確かに『M-1グランプリ2017』でマヂカルラブリーが最下位になったとき、話題になりました。当時、マヂカルラブリーのコメントを求められた審査員の上沼恵美子さんが「ごめん、聞かないで」と下を向くと、野田さんが「本気でやってるから!」とつっこみ。それに対し、上沼さんも「本気でやってるっちゅうねん、こっちも!」と応戦し、後日『上沼恵美子がマヂカルラブリーにキレた!』といったニュースになっていました。

 

 その3年後のM-1で、野田さんが登場のせり上がりで土下座状態で現れ、会場の爆笑を誘い、その勢いのまま優勝。本来なら1回1回別物の大会のはずですが、土下座で3年前の伏線を回収するという展開は今までになく、そういう意味でもM-1を変えたかもしれません。

 

 筆者は『M-1グランプリ2020』の優勝翌日、マヂカルラブリー・野田さん、村上さんにお話を伺っています。

 

 優勝を決めた、電車のつり革につかまりたくない野田さんが、電車の揺れに耐えられず床を転がりまくるという漫才を、優勝翌日の生放送番組でも披露していました。

 

野田「あのネタはヤバいですよ。気を失いそうになりますからね。限界突破してるんで」

 

村上「昨日から寝てないのもあって(笑)」

 

野田「あのネタをチョイスしたのは間違いでしたね。昨日からもう3回やりましたから。M-1からずっと同じ衣装でやってるんですけど、僕このカッターシャツをM-1用に4000~5000円するやつを買ったんですよ。『もう洗濯か』って感じですね」

 

 背中を床につけて動きまわるので、さぞかし汚れているかと思いきや、背中をチェックしてみるとそれほどでもありませんでした。

 

村上「スタッフさんが背中をはたいてくれたり、おそらくフロアをすごく掃除してくださってますね(笑)」

 

野田「スタッフさんが気を使ってくれて、『(背中を床につけて動きまわるのは)このスペースで足りますか?』と聞かれますから」

 

 この話も、M-1で披露したネタを伏線に、翌日出演した番組で裏話トークに結びつけています。もしかするとマヂカルラブリーは、伏線回収の達人なのかもしれませんね。

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