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【昭和郷愁館】昭和レトロな電卓…“答え一発”「カシオミニ」と「ソロカル」の総額は?

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.03.11 16:00 最終更新日:2021.03.11 16:00

【昭和郷愁館】昭和レトロな電卓…“答え一発”「カシオミニ」と「ソロカル」の総額は?

 

 コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、“あの時代” を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長・大崎潔氏が、10万点を超える所蔵品から誌上公開する本誌新連載。

 

 第8回は、昭和レトロな電卓2点。総額は……約6万円だ。

 

 

大崎「『答え一発!』のキャッチフレーズでお馴染み、『カシオミニ』(写真下)です。

 

写写丸(以下、写)「あのCMソング、懐かしいですね」

 

大崎「発売は1972年。定価1万2800円は、当時としては驚くべき低価格で、大ヒット商品になったんです」

 

写「でもこれ、6桁までしか表示できないですよね?」

 

大崎「ふっふっふ、じつは12桁まで表示できます。この3の数字の下にある矢印ボタンを押すと、7桁以降も出る」

 

写「もうひとつ、そろばんがくっついたのはなんですか?」

 

大崎「シャープの『ソロカル』。1979年に発売されたタイプです。じつは、この2つは、私の実家で実際に両親が使っていたものなんです。母は珠算ができたので、このソロカルのそろばんを使っていました。なぜ電卓を使わないのか聞いたら、『そろばんのほうが早いから』だって(笑)」

 

写「この、電卓市場黎明期という感じがおもしろいですね」

 

大崎「『カシオミニ』はネットオークションに出ますけど、ちゃんと動くものは少ないです。探している人は、きちんと作動するか確かめてから購入しましょう」

 

おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。全国のコミュニティFMで放送中のラジオ番組『待夢魔神ラジオ版』のパーソナリティ

 

(週刊FLASH 2021年3月23日号)

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