ライフ・マネーライフ・マネー

インド人に寿司を売る…ミス・ワールド2022日本代表も驚いた「負けないビジネス」の秘訣

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2022.10.09 06:00 最終更新日:2022.10.09 09:36

インド人に寿司を売る…ミス・ワールド2022日本代表も驚いた「負けないビジネス」の秘訣

小里さんと山口さん

 

 世界3大ミスコンテストの1つ「ミス・ワールド2022」。その日本代表を選出するコンテスト「ミス・ワールド・ジャパン2022」が、9月22日、ヒューリック ホール東京で開催された。31人のファイナリストのなかからグランプリに輝いたのが、富山県出身の山口佳南(かな)さん(24)だ。

 

 一方、準ミス・ワールドに輝いたのは廣瀬優理愛(ゆりあ)さん(22)。

 

 この2人に、2015年から3年間、ミス・ワールドのスポンサーと審査員を務めた小里博栄(こさとはくえい)氏が「勝利の秘訣」を聞いた。

 

 

■水着よりも社会貢献活動

 

――おめでとうございます。自分の名前が呼ばれた瞬間、どんな気持ちがしました?

 

山口:ありがとうございます。最初は雲の上にいるようなフワフワとした気持ちで……。去年のグランプリの方からティアラを頭に載せていただいた瞬間、「嬉しい!」という気持ちがこみ上げてきました。

 

――山口さんは、前回(2000年)準ミスでしたね。再挑戦して、見事、栄冠を勝ち取りました。

 

山口:再びチャレンジしようと思ったのは、準ミスになって、半年後くらいのことです。最初は「もう絶対に出ない」と思ってました。精神力や体力が消耗するので(笑)。でも準ミスだと活動できることが限られているので、やっぱり「代表になりたい!」という気持ちがだんだん高まってきました。再挑戦を決めてからは、四六時中、自分と向き合い、内面を磨く日々。大袈裟ではなく、24時間ずっとミス・ワールドのことが頭から離れませんでした。

 

――ミス・ワールドは「Beauty With a Purpose(BWP)=目的ある美」を重視していて、「社会貢献活動」なども審査の対象になるからね。外見の美しさに加えて、内面も含めた総合的に美しい女性になるため、自分を磨き上げる必要がある。水着審査もないし、そういうところが他のミスコンテストとは一線を画している。

 

 廣瀬さんは受賞の瞬間はどんな気持ちでした?

 

廣瀬:私はあまり自分に自信が持てていなかったので、ステージで自分の名前が発表された瞬間、思わず涙がこみ上げてきました。いま思えば、10代のときのボランティア経験がBWPを磨くうえで役に立ったのかな、と思っています。私は小学校から高校までインターナショナルスクールに通っていたのですが、学校のボランティア活動の一環として、ホームレスの方たちの支援活動をしていました。

 

山口:小学校の頃からホームレスの方たちの支援をしていたんですか?

 

廣瀬:はい。最初は10歳の頃で、どのように接していいのかわからず、ホームレスの方も、正直、迷惑そうにされていました。でも、先生や他の生徒たちと一緒に顔を出しているうちに、少しずつ存在を受けて入れてもらって。このときかなり度胸がついたので、ミス・ワールドの本番でも緊張はなかったですね。

 

山口:私は東京でモデルの仕事をしながら、故郷の富山県の教育委員会で体育教育の活動に関わらせていただいています。生まれ育った氷見市がハンドボールの盛んな町で、私も小学校の頃から自然にハンドボールをやっていました。中学のときはチームが全国大会で優勝をしたこともあります。その経験をいま活かしていますね。

 

――ハンドボールをしていると、腕に筋肉がついて太くなりそうだけど、山口さんは全然そんなことないね。

 

山口:はい。でも、実は腹筋がバキバキなんです(笑)。

( SmartFLASH )

続きを見る
12

今、あなたにおすすめの記事

ライフ・マネー一覧をもっと見る