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「マッチングアプリで交際・妊娠」報道で「誠意求めるな」「普通の恋愛と同じ」論争勃発 5組に1組が「アプリ婚」時代

ライフ・マネー 投稿日:2023.08.04 16:15FLASH編集部

「マッチングアプリで交際・妊娠」報道で「誠意求めるな」「普通の恋愛と同じ」論争勃発 5組に1組が「アプリ婚」時代

 

 マッチングアプリをめぐる、あるトラブルが注目を集めている。8月3日に『読売新聞オンライン』が掲載した「マッチングアプリで交際・妊娠…『未婚』の相手に戸籍謄本求めると激しい抵抗」の記事に、2500を超えるヤフーコメントがついているのだ。

 

 記事によると、マッチングアプリに登録した35歳の女性が、2歳年上の男性と知り合い、交際に発展。2年間交際し妊娠したが、男性に子どもの認知に必要な戸籍謄本を求めたところ、激しく抵抗され、問い詰めたところ、妻子がいることを告白。女性は男性に慰謝料を請求する裁判を起こしているという。

 

 

 これに対するコメントは

 

《しっかりとした紹介所とかならともかく、マッチングアプリでは一定数こうした輩は紛れ込んでいるだろうと思います》

 

《マッチングアプリがあたかも市民権を得たような取り上げ方の記事をよくみかけるが、やはり風俗の一種と考えて利用すべきと思う》

 

 など、アプリに対するネガティブな意見が目立つ。だが、その一方で、肯定的な意見も多数ある。

 

《マッチングアプリで旦那と出会いました。アプリが悪いわけではない、出会いの場において性的な目的の男性や女性は少なからずいる。真剣交際なら早々にお互い確認すべきだと思う》

 

《アプリ=悪いニュースが目立ちますが、きちんと信頼関係を築いてお付き合いできる事もあるのですが…。実際アプリで結婚して普通に暮らしている友人・知人も複数います》

 

 SNS界隈でも

 

《正直「当たり前だろ」の一言しかないわけで。マッチングアプリなんか使ってるヤツらに誠意とか求めちゃう時点でどうかしてるわ》

 

《アプリで相手の公正さを求める事自体が不毛。本気なら相談所行け》

 

《マッチングアプリで交際・妊娠って、ただ知り合ったのがアプリだっただけであとは普通の恋愛と同じでは…》

 

《これ、マッチングアプリの問題では無いよね》

 

 と、意見が割れている。

 

 2022年に明治安田生命が公表したアンケート調査によると、夫婦の出会いのきっかけとして、マッチングアプリが急増している。アプリで出会って結婚した人の割合は、2010年~2014年が2.4%、2015年~2019年が6.6%だったが、2020年は17.9%、2021年は16.9%、2022年は22.6%となっている。5組に1組はアプリで出会って結婚する時代だ。

 

 2021年12月に消費者庁が開催したマッチングアプリについての会議の資料では、アプリ使用者の約6割が「トラブルにあった」「困ったことがあった」と回答。「サクラがいた」が14.0%、「プロフィール詐称」が10.5%、「婚活ではなく性行為を目的としていた」が9.9%、「恋人の有無や婚姻状況の詐称」が9.5%などとなっている。

 

 近年は、少子化・婚活対策として、連携する自治体も増えているマッチングアプリ。最終的に利用者のモラルにゆだねられるところは、アプリでなくとも同じではあるが……。

( SmartFLASH )

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