ライフ・マネーライフ・マネー

「旨い」「安い」「清潔で快適」、 専門家が絶賛する「ファーストクラスの民宿」旅のススメ

ライフ・マネー 投稿日:2023.12.02 06:00FLASH編集部

「旨い」「安い」「清潔で快適」、 専門家が絶賛する「ファーストクラスの民宿」旅のススメ

モデル・橘 舞(ミスFLASH2023)

 

 書籍『発見! ファーストクラス民宿(R)』(エムケープランニング刊)の著者・元「旅行読売」編集長の飯塚玲児さんがコスパ最強の温泉民宿を厳選紹介!

 

 民宿だけど、極上の宿泊体験を味わえる!

 

 元「旅行読売」編集長でフリーの紀行作家・飯塚玲児さんが、「旨い、安い、清潔で快適」の3原則を満たす極上の民宿を「ファーストクラス民宿」と名付け、書籍『発見! ファーストクラス民宿R ほんとうは教えたくない厳選36の宿』(エムケープランニング刊)が生まれた。

 

 

「多くは家族経営で、人件費や施設維持費を抑えられるため、格安料金を実現しています。また、海辺の民宿なら新鮮な魚介類が並び、山の宿では郷土料理や山菜が食膳を賑わす。郷土料理は旅の醍醐味でもあります」

 

 旅館と民宿の違いはどこにあるのだろうか?

 

「明確な定義はありませんが、私の肌感覚では『トイレや洗面所が共同で、布団敷きもセルフなのに旅館とは名乗れない』という経営者の生真面目な考えがあるように思います」

 

 来春、続編となる『東海・関西編』を刊行する。

 

「ぜひ、旨い飯と快適な宿泊体験を満喫してほしいですね」

 

● <地酒の宿【中村屋】>

 

住所/群馬県吾妻郡中之条町四万4237-33
(1泊2食付き 9,650円~/2名様より)

 

・貸切露天風呂でお酒が飲める!

 

 最大のウリは、源泉100%かけ流しの貸切露天風呂に “空から生ビールが降りてくる” サービス(籠に入ったグラスがつるべのように降りてくる)。「夕食も地のものを使い、温かいものは温かく味わえる。隣接した酒店も営み、部屋飲みの酒も小売価格でじつにお得」(飯塚玲児さん、以下同)

 

●<温泉民宿【番上屋】>

 

住所/静岡県賀茂郡松崎町雲見326
(1泊2食付き 11,000円~/3名様より)

 

・天然温泉と魚介料理を満喫

 

 駿河湾に面する雲見漁港で、毎朝女将が魚介を網元らから直接仕入れているため、新鮮な素材の料理が並びます。「夕食は部屋食ですが、テーブルに並んだ料理を見て、思わず嬉しい悲鳴を上げました。伊勢海老と鮑(それぞれ3,500円)は別注ですが、リーズナブルで旨い。露天風呂も最高」

 

●<温泉民宿【高見家】>

 

住所/静岡県賀茂郡松崎町雲見315
(1泊2食付き 9,680円~/2名様より)

 

・貸切露天風呂に24時間入浴可

 

「雲見温泉のフラッグシップ的な宿です。海辺の民宿に期待する “海の幸どっさり” を裏切らない夕食は、伊勢海老または鮑が付いても1万円ちょっと! 熱交換を利用した加温かけ流しの内風呂はやや小ぶりですが、玄関外にある貸切露天風呂(無料)は必浴。布団敷きはセルフですが、食事は基本が部屋食で気兼ねしません」

 

●<割烹民宿【小はじ】>

 

住所/静岡県下田市須崎518
(1泊2食付き 9,500円~/2名様より)

 

・夕食の料理が一品ずつ出てくる!

 

 民宿発祥の地とされる下田市。「ここはなんと民宿なのに夕食料理が一品出しの会席料理スタイル。ご主人は都内の寿司屋や京割烹などで長く修業をした方で、盛り付けも味わいもじつに繊細。弱アルカリ性単純温泉があふれる風呂はこぢんまりしていますが、非常にフレッシュ感のある湯がまた格別」

 

●<浦子の湯【髙野屋】>

 

住所/新潟県南魚沼郡湯沢町土樽146-2
(1泊2食付き 8,350円~/1名様可)

 

・本格的な会席料理を堪能できる!

 

「人気の秘密は、越後湯沢の天然温泉と自慢の手料理。大浴場は民宿と思えないほどゆったり広々。弱アルカリ性単純温泉の湯はトロトロの肌触りの美肌の湯。ご主人が手作りする『湯沢田舎料理』はまったく “田舎料理” ではなく、地元産食材を盛り込んだ見目麗しい会席料理です」

 

●<温泉宿【青葉荘】>

 

住所/長野県松本市安曇3952-2
(1泊2食付き 9,900円~/2名様より)

 

・情緒満点の雪見風呂でしっぽりと

 

「いかにも民宿然とした佇まいですが、館内は清潔。とくに単純硫黄温泉の白濁湯があふれる風呂が魅力的です。夕食のメインは鴨鍋ですが、信州牛の朴葉味噌焼きも付くグレードアッププランに替えても12,000円とリーズナブル!」

 

*価格は1泊2食付き税込みの1名様の最低料金。時期によって変わります。また、別途入湯税等がかかる場合があります。

 

写真・木村哲夫(橘 舞)、飯塚玲児

( 週刊FLASH 2023年12月12日号 )

続きを見る

ライフ・マネー一覧をもっと見る

ライフ・マネー 一覧を見る

今、あなたにおすすめの記事