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お値段3万円! レトロな水玉模様「カルピスの瓶」と「化粧箱」

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2024.08.04 06:00 最終更新日:2024.08.04 06:00

お値段3万円! レトロな水玉模様「カルピスの瓶」と「化粧箱」

カルピスの瓶と化粧箱

 

 コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、あの時代を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長が、10万点を超える所蔵品から誌上公開!

 

大崎 今回は、私から “暑中見舞い” です。

 

写写丸(以下、写) このパッケージ、懐かしい! たしかに、夏といえばカルピスですもんね。

 

 

大崎 水玉模様がレトロな雰囲気ですよね。背景の青い箱は贈答用の化粧箱です。

 

写 「滋強飲料」の文字が時代を感じさせます。

 

大崎 真ん中の水玉模様の瓶は、1973年のもの。中身も入っています。もちろん飲めませんが(笑)。化粧箱も、その時代のものですね。

 

写 茶色の瓶は、かなり古そうですけど……?

 

大崎 戦前のものだと思います。カルピスの発売は1919年。水玉模様の包装紙が初めて使われたのが1922年ですから、非常に長い歴史があるんですよ。

 

写 大正時代からあったんですか。カルピスといえば、中央に描かれた “黒人マーク” のイメージがありますね。

 

大崎 このマークは1924年から使われていましたが、人種差別につながるという指摘から、1990年で使用中止になっています。現在、容器は瓶からプラスチックになりました。でも、子供のころに飲んだ “あの味” は、今も変わりませんよ。

 

おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔のアイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める

 

写真・梅基展央

( 週刊FLASH 2024年8月13日号 )

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