年末の風物詩、紅白歌合戦の出演者が決定。サプライズのひとつは、総合司会者にウッチャンナンチャンの内村光良が選出されたこと。
本人も会見で「まったく予想外」といいながらも「すごく緊張するだろうと思いましたが、貴重な機会なのでお受けしようかと」と驚いたことを素直に告白していた。
お笑い芸人が司会を務めるのは、タモリ以来となる34年ぶり。このことについて、芸人たちがラジオで様々な反応を見せていた。
多くの番組で司会を経験してきた明石家さんまは、「紅白の司会、また落とされた。(候補にも)全然、出てなかった。オファーもないからね」とぼやきつつ、「内村はきちっとできるからね、司会が」と、自身のようにふざけてしまわない点を評価。
「なんでウッチャンが紅白の総合司会なんだよ! 羨ましい! 本当に羨ましい」というのは、同じく司会を多く務める爆笑問題の太田光。相方の田中は「うっちゃんは、そりゃ人気あるもの」と納得の様子だった。
紅白本番の様子を副音声で盛り上げる「紅白ウラトークチャンネル」を、2014年から3年連続で担当してきたバナナマン。『内村プロデュース』などで共演し、尊敬する人として内村を公言する日村勇紀は「司会が内村さんって、けっこう嬉しくない? わくわくするわ。ぶっちゃけ、めちゃめちゃ嬉しいっすね」と興奮気味に語っていた。
これまで、さまぁ~ずやくりぃむしちゅー、一度は落ちぶれた有吉弘行など、現在活躍する芸人たちを見出して、チャンスを与えてきた内村。
大先輩であるさんまからも認められ、後輩からも愛される内村だからこそ、久しぶりにお笑い芸人として紅白の司会を指名されるにいたったのだろう。