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“統一教会の濃厚接触者”細田博之衆院議長は「国会の権威を貶めた大罪人」 ネット上でも非難轟々
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.10.07 21:22 最終更新日:2022.10.07 21:59
自民党と統一教会の関係追及をめぐり、国民は納得のできない状態が続いている。
再三に渡って教団との関係を追及されてきた、細田博之衆院議長(78)。
細田氏は9月29日に、教団関連団体の会合に計4回出席したことなどを認めたA4で一枚の文書を公表。しかし同書面は「出席して挨拶した」「インタビュー記事の取材を受けたことがある」などの抽象的な表現に終始しており、実際にどのような関係をもっていたのかは到底わからない代物。一部ネット上では“紙対応”と揶揄されている。
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野党のみならず自民党内からも「説明不足」との批判の声が上がっていた。
「細田議長は、もっとも教団との関わりが深いとされる安倍派の元会長。たびたび関係を指摘されながらも直接の説明に応じなかったことで、国民の不信感は最大限に高まっています。自民は党内の国会議員に教団との接点を報告するよう9月の初頭にもとめていましたが、亡くなった安倍元首相にならび、現在衆院議長であり会派も離脱している細田氏は対象から外れていました」(政治部記者)
これらの非難を受け、細田氏は7日、再度の「説明」を行った。
今回の「説明」も、細田氏は直接会見を行うことはなく、書面の提出のみ。前回はA4用紙一枚分だった文書は二枚となり、会合に出席した回数は8回に改められたが、相変わらず具体的な記述には乏しいものとなった。
政治アナリストの伊藤惇夫氏は、この細田氏の対応に憤りをあらわにする。
「過去、これほどまでに議長の権威を貶めた人は思い浮かびません。
議長というのは、国権の最高機関の長。ある意味では、総理大臣よりも立場が上ともいえます。かつての衆院議長には、『国権の最高機関の長をやった人間が総理なんかやれるか』と言った人もいたほど。それだけ権威のある地位を、細田さんは徹底的に貶めてしまいました。
衆院の信頼を取り戻すには説明するしかないんですが、説明しても納得は得られないでしょうね。教団の関与が指摘される議員連盟の名誉会長までやっている細田さんは、“統一教会の濃厚接触者”ですから。
伊吹文明元衆院議長が、細田さんに苦言を呈しましたが、それは国会の権威を守る使命がある議長として、細田さんは国会の権威に泥を塗っているという痛烈な批判です。こういう方が議長をやっていることは、一国民として恥ずかしいですね」
細田氏の対応にネット上でも
《下劣な嘘つきおじいちゃん。こんなセクハラ大好きの統一協会まみれが衆院議長って恥ずかしい》
《イイ加減親に叱られた子供みたいに隠れていないでしっかり国民に面を出して謝罪したらどうだ。イイ歳こいて恥ずかしくないのかぁ。お前は既に議長以前に人間として失格だわ》
と、厳しい声が並んだ。
自民党と統一教会の深い関係が完全に解明される日はまだまだ先のこととなりそうだ。
( SmartFLASH )