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ガーシー議員「歳費は “ネオ東京” のため全額貯蓄」「オンラインサロンも無料希望」秘書が本音を明かす
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.01.11 11:00 最終更新日:2023.01.11 11:00
YouTubeに投稿した動画が名誉毀損に当たる疑いがあるとして、警視庁から事情聴取を要請され、応じる意向を表明したガーシー議員(51)。2022年7月の参院選でドバイに滞在しながら当選したが、国会へは一度も登院していない。今回、事情聴取のため帰国した際は、国会にも出席するという。
そんなガーシー議員にも毎月129万4000円の歳費や約300万円のボーナスなど年間3000万円あまりが支払われ、6年の任期で約2億円の税金が投じられる。議員の最大の仕事である国会に参加せず報酬を受け取っているガーシー議員に対し、国民からは厳しい目が向けられている。
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一方、ガーシー議員の政策秘書を務める渡辺文久氏は、同議員の本音をこう明かす。
「当初、ガーシー議員は歳費を全額返納したいと言っていました。NHK党の立花孝志党首に『政界に風穴を開けてほしい』と口説かれ、お金のためではなく日本を変えるために政治家になったのだから、受け取りたくないという考えでした。
しかし、それは公職選挙法で禁じられている寄付行為に当たるため、政治家は歳費を受け取らざるを得ません。私も25年秘書をやっているので知ってはいましたが、念のため国会の経理担当者に問い合わせると、やはり返納できないとのことでした。
2022年9月に静岡で豪雨災害が起きたときも、ガーシー議員は歳費から義援金を送りたいと強く希望していましたが、同じ理由でかないませんでした。
じつはガーシー議員は歳費を1円も使っていません。海外でよく目にする中国人街や韓国人街のように、日本人が活躍する “ネオ東京” をつくりたいとかねがね話していて、将来ドバイに進出する日本人事業者を支援するため、全額貯蓄しています」
2022年2月に開設したYouTubeを垢バン(アカウント使用停止)されたガーシー議員は、現在、有料オンラインサロン「GASYLE」の月額会費3980円が唯一の定期収入源だ。
「ガーシー議員は本当は無料で配信し、幅広く多くの人に情報を届けたいと思っているのですが、オンラインサロンのサーバー利用料が高額のため、視聴者からしぶしぶお金をもらわざるを得ないという状況です」
日々、秘書と連絡を取り合い、法案に関する省庁のレクチャーもオンラインで受けているというガーシー議員。帰国の時期は明言していないが、ついに国会で有権者の付託に応えるのか。
( SmartFLASH )