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岸田首相「内閣改造は適材適所で」発言が揶揄の嵐…泉房穂元明石市長は「首相こそ、別のポストへ」

社会・政治 投稿日:2023.08.21 15:45FLASH編集部

岸田首相「内閣改造は適材適所で」発言が揶揄の嵐…泉房穂元明石市長は「首相こそ、別のポストへ」

写真:つのだよしお/アフロ

 

 8月18日(日本時間19日)、岸田文雄首相は訪問先の米国で記者団に対し、内閣改造・自民党役員人事について「先送りできない課題に取り組み、答えを出していくのが基本方針だ。適材適所といった考え方に徹して判断していきたい」と語った。

 

 改造時期については「現時点では何も決まっていない。スケジュールについては現時点で決まっていない」と語った。

 

 

 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏は20日、自身の「X」(旧Twitter)にこう書きこんだ。

 

《内閣改造は「適材適所で判断」と岸田首相。だったら、“検討使”の岸田首相は、別のポストなのでは??》

 

 共同通信が8月19・20日に実施した世論調査で、岸田内閣の支持率は、前回から0.7ポイント減の33.6%。不支持率は同1.4ポイント増の50%。マイナンバーをめぐるトラブルへの対応で、岸田首相が指導力を「発揮していない」との回答が79.8%を占めた。

 

 泉氏は共同通信の世論調査の数字を受け、こう書き込んだ。

 

《『マイナトラブルへの首相指導力不満79%』との世論調査の結果だが、マイナトラブルに限らず、少子化対策にしても、不祥事対応にしても、首相の”指導力のなさ“に、国民の多くは失望している。”指導力なき者“が指導者の立場にいることは、国民にとって不幸なことだと思う。》

 

 先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)後の5月27・28日、共同通信が実施した世論調査で内閣支持率は47%と回復したものの、そこから支持率は右肩下がりの状況だ。

 

「5月末には、首相秘書官だった長男・翔太郎氏の更迭を発表。その後も、マイナ保健証や、松川るい参院議員ら自民党女性局のフランス視察問題で、内閣支持率は下落する一方。9月の内閣改造は、岸田首相にとって支持率を挽回できるチャンスです。

 

 ただ、2022年8月の内閣改造後は、閣僚の辞任ドミノで4閣僚が辞任。今回の内閣改造で同じ轍を踏むようなことになれば、岸田内閣は、衆院解散に踏み切れないほど追い込まれる可能性もあります」(政治担当記者)

 

 政権の命運を握る内閣改造。だが、岸田首相は、長男の翔太郎氏を首相秘書官に起用した際、「適材適所の観点から総合的に判断した」と説明していたこともあり、SNSでは、「内閣改造は適材適所」との岸田首相の発言を揶揄する声が多くあがっている。

 

《この人の言う適材適所があてにならならないのは、息子の人事でも証明済み》

 

《そもそも総理大臣が適材適所では無い事にいつになったら気付くんだ?》

 

《自民党には適材はもう無い。頭数はあっても中身が乏しい。だから適材適所は妄想に過ぎない》

 

 岸田首相は、「適材適所」の内閣改造で、窮地を脱することができるだろうか。

( SmartFLASH )

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