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安倍派幹部なのに“無傷”…下村博文元文科相がクリスマス会で明かした「私に捜査が及ばない理由」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.12.20 19:00 最終更新日:2023.12.20 19:00

安倍派幹部なのに“無傷”…下村博文元文科相がクリスマス会で明かした「私に捜査が及ばない理由」

12月18日に開かれた下村博文元文科相の2政治団体が共催したクリスマスパーティ

 

「会合ではいつもと変わらない様子で、むしろ機嫌がよく見えました。派閥がガタガタになっているこの時期に、ですからね。下村さんは清和会(安倍派)など、もうどうなってもかまわないのでしょう」

 

 12月18日、下村博文元文科相の政治団体が共催したクリスマスパーティ「博文会 博友会 クリスマス会」が開かれた。出席した後援会幹部は、その様子を冒頭のように話す。派閥の政治資金パーティーの収入が一部の議員にキックバックされていた問題で、東京地検特捜部は19日、自民党の安倍派と二階派の事務所に強制捜査に入った。

 

 

 安倍派では、西村康稔前経産相ら「5人衆」が閣僚や党幹部を外され、副大臣4人も辞職した。安倍晋三元首相の亡き後、集団指導体制に移行していた安倍派は、瓦解の危機に瀕している。

 

 渦中の安倍派の有力幹部として、その動向が永田町で関心を集めるのが、代表代行を務めていたにも関わらず、常任幹事会からも外され、現在は顧問に“棚上げ”されている下村氏だ。社会部記者がこう話す。

 

「キックバックを受けた議員は次々に特捜部の取り調べを受けています。松野博一前官房長官や高木毅前国会対策委員長ら、安倍派の事務総長経験者もすでに任意で事情を聴かれているという話も流れています。ところが、同じく事務総長を務めていた下村さんは“無傷”の状態なんです。そもそもキックバックについては、派内で別台帳まで作って管理していたわけで、内部関係者の告発がなければ特捜部といえども捜査は難しい。そのため、下村さんが特捜部の情報源になっているのではと疑っている安倍派の議員は多いのです」

 

 ところがこの日のクリスマスパーティで、下村氏からは驚きの発言があったという。前出・後援会幹部がこう話す。

 

「挨拶のために登壇した下村さんは、情報源と疑われていることを自ら切り出したうえで、“疑惑”をきっぱりと否定していました。また、事務総長だった下村さんに捜査が及んでいないことについても、時効にあたるためだと話したのです。一方で、2018年まで遡って自らの事務所でも調査したところ、『2019年と2020年に計18万円のキックバックがあった』とも壇上で明かしました」

 

 さらに、こう言うのだ。

 

「問題の渦中に後援会パーティを開けば批判が集まることは、下村さんはもちろん承知していました。じつは後援会の内部では、下村さんは次回の総選挙には出ないで引退するのではという噂で持ち切りなんです。そうなれば、今回が最後のパーティということ。下村さんも憑きものがとれたような、いいお顔でしたよ」

 

 このまま引退まで“無傷”でいられるのか――。

( SmartFLASH )

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