社会・政治社会・政治

自民県議に「SM緊縛パーティー」報道…「子どもの安心安全を語るな」と激怒させた“留守番禁止条例”の過去

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2024.03.20 17:30 最終更新日:2024.03.20 17:30

自民県議に「SM緊縛パーティー」報道…「子どもの安心安全を語るな」と激怒させた“留守番禁止条例”の過去

(写真・時事通信)

 

 和歌山での「過激ダンスショー」の次は埼玉での「SM緊縛パーティー」――。

 

 自民党の青年局をめぐる醜聞が物議を醸している。

 

 3月19日、「文春オンライン」は、自民党埼玉県連の青年局に所属する県議らが2016年1月に破廉恥なパーティーを開き、公費を含む青年局などの活動費が用いられた可能性があると、報じた。

 

 被り物をして身体を縄で縛られ、パンツ一枚姿の男性。その前でマイクを握る、AKB48の制服コスプレ姿の男性が、当時、青年局長だった田村琢実県議だというのだ。

 

 

 現在は党県議団の団長をつとめる田村氏が注目されたのは、2023年10月、県虐待禁止条例の改正案を提出したときだ。

 

「小学3年以下の子どもに留守番をさせたり、子どもたちだけで公園で遊ばせたりすることなどを禁止し、県民には、こうした状況を見つけた場合の通報を義務付けるという内容です。罰則こそなかったものの、改正案の内容が報じられると“留守番禁止条例”と話題になり、子育て世代から『厳しすぎる』『非現実的』と批判が殺到しました。

 

“留守番禁止条例”の提出を主導し、取り下げを発表したのが田村県議。会見では『私たちの言葉足らずだった』と反省を口にしながらも、内容や手続きについては『瑕疵はなかったと思っている』と強弁したことで、さらなる批判を浴びていました」(政治担当記者)

 

“留守番禁止条例”の撤回直後には、「文春オンライン」で「不倫キス写真」が報じられていた田村氏。さらに今回、「SM緊縛パーティー」が報じられたことで、SNSでは批判的な声が殺到している。

 

《SM緊縛で時の人 どっかで聞いた名だなと思ったら 子どもだけで留守番禁止で炎上→取り下げした人だね 不倫キスだのマネロン疑惑だのと文春にずっと目をつけられていたのにね 自分で自分を縛る事は無理だったのか》

 

《埼玉の留守番禁止条例の田村たくみ県議の名前出てきた。自民党に子どもの安心安全を語って欲しくない。まずは自分たちの倫理観見直した方がいい》

 

《留守番禁止条例で有名になった自民党埼玉県議の田村議員じゃない。不倫キス写真の次はSM緊縛パーティーなの そんな人に児童に関する何事にも関わってほしくないんだけど》

 

 3月15日、自民党県議団は、“留守番禁止条例”に反対した諸井真英県議を、政務活動費に係る誓約に対する違反があったとして、除名。

 

「文春オンライン」が「SM緊縛パーティー」を報じた3月19日、田村氏は記者団の取材に「SMクラブでもなんでもない、ただのバーだ」と説明し、公費支出も「一切ない」と否定したというが、田村氏の強弁は通用するだろうか。

( SmartFLASH )

もっと見る

今、あなたにおすすめの記事

社会・政治一覧をもっと見る