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独裁体制が不祥事を生む「日大のドン」田中理事長の黒い権力社会・政治 2018.05.30

独裁体制が不祥事を生む「日大のドン」田中理事長の黒い権力

 

「田中理事長はスポーツ人脈と金で、日大の実権を掌握した。逆らえる人なんて誰もいない。まさに、日大のドンと呼ばれていますよ」(日大関係者)

 

 年間予算2000億円超、国や地方公共団体からの補助金は約150億円、総学生数11万人超。いずれも、国内トップクラスを誇る巨大学校法人が、日本大学だ。その権力を一手に握り、トップに君臨しているのが、田中英壽理事長(71)である。

 

 田中理事長は日大相撲部出身で、現役時代はアマ横綱として活躍。卒業後、同大農獣医学部体育助手を経て、1999年に理事に就任。常務理事を経て、2008年に理事長に就任した。

 

 5月6日の、関西学院大との定期戦での “殺人タックル” に端を発した今回の事件。だが、これは氷山の一角にすぎない。日大にはこれまでも、数々の不祥事をうやむやにしてきた“黒歴史”があるのだ。そのスキャンダルの一端を明らかにしよう。

 

 1997年3月、アメフト部の元主将だったI氏は、アメフト部の推薦枠を利用して日大歯学部に入学できると、都内の医療法人会長から約5000万円を受け取り、そのまま行方不明になったという。

 

 結局学生は入学できなかった。同会長が費用の返却を求めたが、I氏は拒否し、行方をくらませたため、同会長が詐欺罪で告訴すると「産経新聞」が報じたが、事件化することはなかった。

 

 驚くべきことにそのI氏は、のちに日大職員として採用され、事業部長を経て理事に昇格。現在は、田中理事長の片腕として重用されている。

 

「田中理事長は、暴力団と関係が深いといわれている。現に、指定暴力団トップと撮った写真を教職員に見せ、それを見た職員らは恐れをなしていた」(日大OB)

 

 田中理事長が東京を拠点とする住吉会トップの福田晴瞭会長(当時)と、日大元幹部の3人で撮影した写真は1998年に、福田氏が会長に就任したことを祝うパーティでの一枚だという。また、六代目山口組の司忍組長と、1999年に名古屋のクラブで撮られた写真も存在する。こちらは、外国メディアに報じられた。

 

 これらの写真について日大は、「写真そのものの信用性に重大な疑義がある」と調査結果を公表。田中理事長も、「合成写真だ」と主張しているという。

 

「田中理事長は否定しているが、指定暴力団のトップ以外にも、暴力団関係者とのつき合いはあった。もっとも、暴排条例が施行されると、そうした関係を切ったようだ」(日大関係者)

 

 田中理事長は、内田正人前監督(62)とI氏を配下に、盤石の理事会体制を築いてきた。

 

「内田氏は、一職員から昨年9月に人事担当の常務理事にまで上りつめた。日大のNo.2となり、いまや田中理事長の右腕的存在。田中理事長は、内田氏を次期理事長とし、自分は名誉理事長として院政を敷こうと目論んでいる。

 

 その内田氏が失脚すると、“独裁体制”そのものが崩壊しかねない。だから、内田氏はラフプレーを指示したとは口が裂けても言えないのだ」(日大OB)

 

 本誌は5月24日、自宅から出てくる田中理事長を直撃した。しかし、一連の騒動についての質問に答えることはなく、無言のまま迎えの車に乗り込んだ。

 

 組織は頭から腐るーー。日大のドンが築き上げた独裁体制が、脆くも崩れ去ろうとしている。

(週刊FLASH 2018年6月12日号)

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