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ヤクルト優勝! “ライアン”小川がビールかけで思わず「サランヘヨ!」ファンには知られた「韓流好き」素顔
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9月25日、リーグ優勝を決め鏡割りをするヤクルトの(左から)高津臣吾監督、小川泰弘、石川雅規/写真・時事通信
「スワローズは、皆さんの愛に見守られて、これからも高く飛び続けます!」
9月25日、2年連続9回めのセ・リーグ優勝を飾ったヤクルトスワローズ。午後11時をまわってからおこなわれたビールかけで挨拶したのは、この日、先発して6回を2安打無失点に抑えたチームの選手会長、“ライアン”こと小川泰弘投手だった。
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ファンや家族に見守られながら、3000本のビールをかけ合った選手たち。2021年の優勝時は、ノンアルコールのビールかけとなっただけに、喜びもひとしおだっただろう。
「ファンの皆さん、サランヘヨ! 乾杯!」
フライングでビールを飛ばしはじめた選手の歓声にかき消されそうになりながら、小川がとった乾杯の音頭。「サランヘヨ」とは、韓国語で「愛しています」という意味だ。
球場のファンは大盛り上がりだったのだが、SNSではなぜかバッシングの声が集まった。
《なんで韓国語なんだろう》
《笑わせるつもりだったんだろうけど日本語でちゃんと言った方が良かったよね。せっかく優勝したのにモヤモヤしたファンがいたろうな…》
《球団としてはっきりさせた方がいいと思う》
なぜ小川投手は叩かれたのか。スポーツライターが語る。
「唐突に小川投手の口から韓国語が飛び出したので、驚いてツイートする人が多かったのですが、なかには小川投手が韓国語を使ったこと自体をバッシングするツイートも見られました。残念ですね」
しかし、ファンにとっては小川投手の「サランヘヨ」は“最高”だったようだ。
《選手会長小川の挨拶の締め、「サランヘヨ」が最高すぎた》
《ライアン小川、いい声からのサランヘヨいただきました。ビールかけ、みんな楽しそうでよかった。今日は天気もよくて本当によかった》
《なんでサランヘヨ? こんなの小川が韓流好きだからだろ 登場曲梨泰院クラスだぜ?》
「小川投手の登場曲は、2021年までは英ロックバンドOasisの『Roll With It』でしたが、現在は韓国ドラマ『梨泰院クラス』の挿入歌であるハ・ヒョヌさんの『Diamond(石ころ)』なんです。
優勝を決めた25日にも、登板時に曲がかかっていましたし、小川投手の韓国ドラマ好きは、ファンの間では知られた話です」
小川投手からの“愛”を受け止めたファンにとっては、最高の夜になったはずだ。