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DeNAラミレスの指揮は「データ70%、フィーリング30%」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2017.11.09 11:00 最終更新日:2017.11.09 11:00

DeNAラミレスの指揮は「データ70%、フィーリング30%」

写真:AFLO

 

 セリーグでペナントレースで3位ながら、日本シリーズに出場した横浜DeNAベイスターズ。ソフトバンクに4勝2敗で敗れたものの、注目の快進撃となった。その立役者と言われるのが、アレックス・ラミレス監督だ。

 

 11月6日放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)にて、お笑い芸人の伊集院光が、このように語っていた。

 

「福岡ソフトバンクホークスはおめでとうございます。横浜DeNAベイスターズは、大健闘っていう感じかな。ラミレス監督は、株を上げたよね、すごいね。現役時代からデータ主義の人で。ピッチャーのクセとか、全部メモると」

 

 さらに、状況に合わせて、様々なデータを組み合わせていたという。

 

「ドラゴンズの人から聞いたんだけど、ラミレス選手がすごいのは、『このキャッチャーとこのピッチャーの組み合わせでは、こういう配球』みたいなことまで書くし、自分のバッティングもツーストライク取られてから、まったくスタイルを変えるっていう、すごい超データ派だってことを知ってたから。ああ、監督になってもすごいんだなって」

 

 現役時代には、王貞治の持っていた7年連続100打点超えの記録を破り、8年連続を達成。2000本安打も達成し、外国人としては初の名球会入りを果たしている。

 

 選手としては申し分ない成績を残していたが、今年の日本シリーズに出場し、3連敗の土壇場から、本拠地・横浜スタジアムで2連勝。ついに監督としても華々しい成果を出した。

 

 今年の3月には、bbcrixのインタビューで自身の采配について、次のように語っている。

 

「100%データ主義でやってしまったら、生身の人間ですから上手くいかないこともあるでしょう。自分の感覚としては70%がデータ、残りの30%がそのときのフィーリングです」

 

 闇雲にデータを使うのではなく、状況に合わせる方法は、監督になっても健在。選手としては1流でも、指導者になると結果を残せないパターンもあるが、ラミレスにとっては杞憂だったようだ。

 

 

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