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清宮幸太郎の育成方針は「野球のテクニックより人間力」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2017.11.13 06:00 最終更新日:2017.11.13 06:00

清宮幸太郎の育成方針は「野球のテクニックより人間力」

 

 今年のドラフト会議の目玉・清宮幸太郎を引き当てた北海道日本ハムファイターズ。どのような育成をするのか注目されているなか、11月7日に来季の1軍コーチ陣が発表された。新設された野手総合コーチに、元巨人の緒方耕一が就任。一塁手である清宮の指導にあたる。

 

 同日放送の『SPORTSウォッチャー』(テレビ東京)で、緒方は清宮の育成方針についてこう語っていた。

 

「人間的な部分。野球人としてのテクニックっていうのは後だと思います。そこらへんをまず、しっかりと。よりみんなに愛される人間になってもらえばいいなと思うくらい」

 

 野球の技術ではなく、まずは人間性を重視するというのだ。学校ではなく、プロのコーチ就任挨拶としては不思議に思えるが、選手育成に定評のある日ハムならではのコメントともいえる。

 

 日ハムには、他球団にはない「選手教育ディレクター」という珍しい役職が存在する。原則的に高卒は5年、大卒は2年寮生活を送るのだが、その寮における教官として、人間力を鍛えるのが仕事だ。

 

 今オフにアメリカへ渡るとされている大谷翔平も、この指導を受けていた。清宮もこの指導のもと、大きく成長することができるのか。

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