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研ナオコも感心!毒舌キャラの「梅沢富美男」実は気遣いの人だった

エンタメ・アイドル 投稿日:2022.05.23 11:00FLASH編集部

研ナオコも感心!毒舌キャラの「梅沢富美男」実は気遣いの人だった

 

 5月19日に放送された『ダウンタウンDX』(読売テレビ系)の『実は仲良し!芸能人 私の相棒SP!』に、研ナオコさんと梅沢富美男さんが揃って出演しました。

 

「友達同士でお金の貸し借りは出来る?」というテーマのとき、梅沢さんは「研さんにだったら5000万円ぐらいならなんとかする」と発言し、2人の親密ぶりをうかがわせていました。

 

 2人の仲を深めたのは、9年前の舞台での共演がきっかけ。筆者も以前、研さんに梅沢さんとの舞台の話をお聞きしています。

 

 

「梅沢さんは感性とかいろんなことが、私と似てるんですよ。あっちがフッと動いたら、こっちもフッと動いちゃうみたいな」

 

 そんな息の合う2人だからこそ引き起こしてしまった、舞台上でのアクシデントがありました。

 

 2017年に梅沢さんと共演した際、研さんが舞台で転倒し、大腿部を骨折する大ケガで緊急入院することになったのです。

 

「犯人は梅沢です(笑)。いつもと梅沢さんのお芝居が違ったんですよ。通常はその場でセリフを言っていたのに、その日はなぜか私にグワーッと迫って近づいて来たから、その動きに合わせて私は逃げたんです。

 

 そしたら畳に足を滑らせてダーンとコケて、今まで味わったことがないような痛みで。立ち上がっても足がプランプランってなって、まったく力が入らなかったんです」

 

 研さんは、舞台の上では痛みをこらえて取り繕いました。

 

「『大丈夫かい?』と聞かれて、『ダメみた~い』って言ったらドーンとウケたんです(笑)。その後、袖に引っ張られて舞台から降ろされたんですが、梅沢さんは『車椅子!』『病院!』って全部指揮を執ってくれたんですよ」

 

 研さんはまだ舞台を続けるつもりで、次の歌の衣装をどうしようと考えていたそうですが、ケガがひどく、それどころではありませんでした。

 

「ほっぺたを赤く塗っていたので、そのメイクだけ取ってもらって。おばあちゃん役の衣装はそのままで、病院に運ばれたんです。若い先生が見てくれたんですが、『ご職業は?』って聞かれて『一応歌手です』と。研ナオコだって全然気づかれなくて、『こんな顔、よそにいないだろ、わかれよ!』って思いました(笑)」

 

 診断結果は全治3カ月。研さんは、梅沢さんをはじめいろいろな人に迷惑をかけてしまうという思いから、リハビリを頑張り、なんと1カ月で仕事復帰したのです。

 

 当時、梅沢さんの素顔についてもお聞きしています。

 

「ものすごく神経質で周りに気を使ってくださる方。楽屋のケータリングも毎回自ら買いに行って、テーブルにいっぱい並べてくれます。いつも余って、バイト君たちが食べられるくらい。

 

 演者さんには、ちゃんとお昼ご飯代を出してるのに、別にケータリングも用意してくれる。夜もみんなをご飯に連れていって、ご馳走してくれるんです。そんな人います? 大ベテランの座長さんが……」

 

 研ナオコ・梅沢富美男コンビは、バカを言いながらも、お互いが気遣い合うという素敵な関係性なんですね。

 

インタビューマン山下

1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

 

( SmartFLASH )

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