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渋谷ハロウィン、若者や外国人が入り乱れ大盛況…コンビニは酒を販売せず、百貨店は仮装入店拒否でも効果薄【画像33枚あり】
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.11.01 18:20 最終更新日:2022.11.09 17:13
「ハッピー・ハロウィン!!」
思い思いのコスプレをした若者たちの、陽気な声が飛び交う渋谷のスクランブル交差点。ハロウィン当日を迎えた10月31日の18時頃、記者が渋谷に向かうと、すでに多くの人で賑わっていた。
10月29日に韓国・梨泰院で156人(11月1日現在)もの犠牲者を生んだ悲惨な事故もあり、警察の警備は強化されることに。さらに、周辺の店舗も戦々恐々と対策に追われていた。
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渋谷のなかでも特に人であふれることが予測される「渋谷センター街」にあるコンビニでは、酒コーナーをビニールシートで覆い販売中止に。店員に話を聞くと、こう思いを吐露した。
「毎年この期間は酒の販売を中止しています。今年は3年ぶりの行動制限がないハロウィンですから、開放的になる気持ちもわかりますが……。酒に飲まれてせっかくの楽しい時間が台無しになったら元も子もないですからね。節度を守って欲しいのが正直なところです」
さらに、渋谷PARCOや西武渋谷店では「仮装しているお客様のご入店はご遠慮いただいております」と貼り紙して入店拒否。しかし、渋谷PARCOからは仮装をした外国人の男性が何組か出てきた。仮装した外国人に声をかけると、ため息をこぼしてこう話してくれた。
「貼り紙が日本語で、なんて書いているのかわからなくて入店してしまったよ。僕たちはフランス人と台湾人で、日本に語学留学しに来ているけど、漢字が難しいね。店に入ってはいけなかったのなら申し訳ない。ただ、日本のハロウィンは楽しみたいと思っているよ」
一方、渋谷駅のガード下をくぐって「センター街」とは反対側、宮益坂に行ってみると、大人数で道端に座り込んで酒を飲む若者たちが。聞いてみると、こちら側のコンビニには酒が売っているという。
「センター街で遊んでからこっちに来ました。向こうだと酒が飲めないですからね。店も、仮装したままだと入れないので、こうやって道端で飲んでます。センター街に比べれば人も少ないし、仲間内で騒ぐならこっちのほうが快適ですよ」
警察の厳戒態勢もあってか、大きな事故はおきなかった「渋ハロ」。それでも若者たちは、酒を求めて夜をさまよっていた――。
( SmartFLASH )