現在、YouTubeを開設している元俳優の羽賀研二。11月4日に「タレント 羽賀研二(61歳)15年の眠りから醒める!!」というタイトルでコメント動画を投稿して以降、現在の活動の様子を公開している。
羽賀は2007年6月、詐欺容疑で逮捕。2013年に懲役6年の実刑判決が確定し、沖縄刑務所に服役していた。さらに2017年、所有する16物件の不動産の名義をめぐって財産隠しに問われ、強制執行妨害の疑いで再び逮捕。2020年9月、懲役1年2カ月の実刑判決を言い渡され、再び沖縄刑務所に服役した。羽賀が出所したのは2021年9月6日だ。
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本誌は2022年3月、沖縄で暮らす羽賀にインタビューを敢行している。会社が借り上げている部屋で、年下の男性社員と共同生活を送っていると話した羽賀。そんな彼の “再出発”の一歩 となったのが、人材派遣会社の設立だった。
「保釈中に、友人と人材派遣の会社を立ち上げたんです。社員は僕を含め4人。15人のスタッフを、食品の販売員などとして派遣しています。僕は、その派遣先にドライバーとして早朝からいろいろな資材や商品を運んだり、現場を見に行ったり。もちろん、スタッフの送迎も自分でしています。タダで譲り受けた軽自動車で、走り回る毎日です」
貯金を崩しての生活を明かしていた羽賀。しかし同時に、芸能活動へのあきらめきれない思いを語っていた。
「服役中から、いつか芸能界に復帰したいと考えていました。僕は高校時代からずっと芸能界にいたから、ほかの生き方を知らないんです。迷惑をかけた人への謝罪という意味でも、セカンドチャンスをものにしないといけない」
そんな羽賀に“白羽の矢”が立ったのは10月。NHK党のPRのための、同党首・立花孝志氏の半生を描いた映画の主役に抜擢されたと報じられたのだ。報道直後、羽賀は本誌にこう喜びを語っている。
「お話をいただいたときはびっくりしましたよ。なにせ、映画に出るのは10数年ぶりのこと。まだ出所後1年たらずの身なので、私でいいのかというのが率直な感想でした。
立花さんにはまだお会いしたことはありませんが、面白くてパワーのある人だということが、若い人にもよく伝わる映画にしたいと思っています」
そういえば羽賀は3月の取材時、「4月には芸能界復帰に向けた会見を開こうと思っています」と語っていたが、長らくその動きはなかった。
このYouTubeが、“本格復帰宣言”ということか――。
( SmartFLASH )