11月26日に「NEWSポストセブン」は「少年革命家」こと、ユーチューバーのゆたぼん(13)が、12月に開催する予定の自身の「誕生日会」の参加費について、高校生以上が1万5000円、小中学生が5000円、未就学児は無料に設定した、と報じた。
2019年に初めて開催された、ゆたぼんの誕生日会だが、このときは参加費は1000円。2020年には参加費が5000円になったが、タレントの加藤紗里や「青汁王子」こと三崎優太氏ら、ネットの著名人も駆けつけていた。そして、2021年には参加費は8000円にアップ。引き続き、著名人が祝福していた。
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さらに、2022年は前年から2倍近く増額し、初の“5桁台”になったというのだ。
2022年6月30日から専用車「ゆたぼんスタディ号」で旅をおこない、11月13日に日本一周を達成した、ゆたぼん。
その際にも、クラウドファウンディングで資金を集めるなど、13歳にもかかわらず「カネ」にまつわる話題で世間を賑わせてきた。
果たして、彼の周囲では、どれほどの「カネ」について報じられてきたのか? 2022年に報じられてきたトピックスをもとに、確かめてみたい。
・1月29日 「ゆたぼんスタディ号」のクラウドファンディングで目標額の380万円に到達(最終的に資金は487万円に)
・9月3日 ユーチューバー「Repezen Foxx」の生配信に出演し、「ハーバードに行きたい」と1000万円の出資を希望
・10月12日 ゆたぼんが出演した動画で「1人前4000円」のブランデーをかけるアイスクリームを食したことで、動画がガイドライン違反で削除される
・10月31日 追加の資金提供のため“投げ銭”を呼びかけたゆたぼんに100万円が提供される
・11月4日 自身への誹謗中傷裁判で勝訴し賠償金33万円を勝ち取る
・11月7日 「WEB女性自身」がゆたぼんのYouTubeの月収を20万円と推定
・11月12日 ゆたぼんの父である中村幸也氏が「日本は学校に行っても『手取り13万』がトレンド入りするような国」とツイートし、話題に
・11月23日 暗号資産取引所「Zaif」が取引に18歳以上の年齢制限を設けたために、アカウントに利用制限。「8歳のときからビットコイン買ってるねんぞ」と不満をにじませる
・11月23日 日本一周の収支を公開した際に「貯金ゼロ」と告白。この際に、それまで100万円以上の貯金があったことをほのめかす
・11月26日 誕生日会で高校生以上の参加費が1万5000円と報じられる
編集部調べで、ざっとこんなものだ。13歳のわりに「カネ」にまつわるニュースが多いイメージだが、報じられている、ゆたぼん自身が得た「カネ」は最初のクラファンの487万円、追加資金の100万円、裁判の賠償額33万円の総額620万円というところか。
ITジャーナリストはこう語る。
「あまりにも大金を得ているような印象が強いのは、10月に追加資金を求めた際に『100万投げ銭詐欺』を明かしていたからでしょう。
このニュースは複数の媒体で何度も報じられて、ゆたぼんが100万円を何度ももらったかのような印象がついてしまったのではないかと思います」
日本一周を達成した際には、《学校行ってなくても、こうやってやりたいことをやれるし、遊びもスタディだし、旅をしていろんなことやって、いろんな経験していろんな人と話して、これもスタディだし、挑戦してたら、人生丸ごとがスタディや! みんなもやりたいことを全力でやって、自由に楽しく生きようぜ!》と興奮気味にツイートしていた、ゆたぼん。
おカネでは得られない「スタディ」があったと信じたい。
( SmartFLASH )