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斎藤工、2年連続で “CMの帝王” に…芦田愛菜、綾瀬はるかを超えた人気の秘密は「芸人仕込みのサービス精神」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.16 06:00 最終更新日:2022.12.16 06:00

斎藤工、2年連続で “CMの帝王” に…芦田愛菜、綾瀬はるかを超えた人気の秘密は「芸人仕込みのサービス精神」

 

 2022年11月、ビデオリサーチは「年間タレント別テレビCM出稿量(関東地区)」をランキング形式で発表した。データ集計期間は2022年1月1日~11月20日で、今年の1位には俳優の斎藤工が選ばれた。

 

 斎藤は『Indeed』『WOWOW』『キューピーコーワ』など多数のCMに出演。放送秒数は28万1745秒で、出稿本数は1万6715本。2位の芦田愛菜、3位の綾瀬はるかを抑え、前年に続き2年連続1位と、まさに “CMの帝王” として君臨している状態だ。

 

 

 斎藤は2001年に俳優デビュー。2014年に放送されたドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)で、上戸彩演じるヒロインの不倫相手役として人気を確立した。

 

「斎藤さんが単なるイケメン俳優で終わらなかった理由のひとつに、さまざまなお笑い芸人とのコラボから学んだ『全力のサービス精神』があります。お笑いへの深い愛情とリスペクトが、斎藤さん自身の活動の幅を広げることにつながっているんです」(テレビ誌記者)

 

 たとえば斎藤は、2016年大みそかから2017年元旦にかけて、『笑ってはいけない科学博士24時』(日本テレビ系)に、イケメン俳優とは思えない姿で登場した。

 

サンシャイン池崎さんにセクシー要素を注入するという、実験場面があったんです。

 

 斎藤さんはサンシャイン池崎さんを完コピした『サンシャイン斎藤工』として登場。『空前絶後の超絶怒涛のセクシー俳優。セクシーを愛しセクシーに愛された男。浮気不倫ダブル不倫。すべてのセクシーの生みの親! サンシャイン斎藤工!』と絶叫。

 

 貯金残高やキャッシュカードの暗証番号まで披露し、ダウンタウンの2人を大爆笑させました。こんなオファーまで全力で演じる斎藤さんの姿は、単なるイケメン俳優とは違うというイメージを世間に浸透させました」(同)

 

 この放送後、サンシャイン池崎も再ブレイク。斎藤を「僕の恩人」と呼び、連絡を取り合う仲が続いているという。

 

 お笑いを観るのが大好きで、芸人にリスペクトを持つ斎藤の姿勢は、本誌も紹介している。2019年12月10日号では、芸人の永野と「戦友」対談を披露。斎藤は、永野にこう語った。

 

「僕は、観客が数人くらいしかいないころから、永野さんのライブを観させていただいていました。以前から、小劇場で観ていた永野さんのコントに、“映画的な何か” を感じていました。

 

 テレビでは、『ゴッホより、ピカソより、ラッセンが好き!』の歌ネタで有名ですが、ライブの永野さんは、その独特の世界を映像化したくなるような、完全なアーティストだったんです」

 

「永野さんと一緒に作品を作ったら、足し算ではなく、掛け算になる。たとえば、永野さんとももいろクローバーZの高城れにさんのコントライブも、凄まじい相乗効果が生まれています(笑)。永野さんと一緒だと、想像できない領域に行けるんです」

 

 こうして共鳴した2人は、永野のコントを元に映画『MANRIKI』を制作した。

 

 お笑い芸人に向き合って学んだサービス精神を、自身の作品や演技に生かし、単なるイケメン俳優を超えた存在となった斎藤。もちろん、映画『シン・ウルトラマン』で人類を守るウルトラマンを演じるなど、本業も絶好調だ。

 

“CMの帝王” として君臨する時代は、まだまだ続きそうだ。

( SmartFLASH )

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