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ZOO・SATSUKIは潜水士に、グラドル・小阪由佳は会社設立…本誌が追った有名人たちの意外な“転身”姿
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.16 18:27 最終更新日:2023.02.17 17:13
ファッション通販サイト『LOCOND.jp』などを運営する、株式会社ロコンドの正社員となった片瀬那奈。芸能活動のかたわら、会社員として「週5勤務」するというから、この“転身”には世間が驚きの声をあげている。
本誌は2022年、意外な転身を図った有名人に、多く取材してきた。
「雪の上で松明を持って、キャンプファイヤーを囲んだCMは、じつは緑山スタジオでの撮影で、一面の雪は塩なんです。真夏にスキーウェアを着て、汗だく。過酷なCM撮影でしたね」と笑うのは、ダンス&ボーカルユニット「ZOO」のメインボーカルだったSATSUKIさん。
【関連記事:「ZOO」メインボーカル・SATSUKI 沖縄県で「潜水士」に転身の現在、ライブも年間約170本】
2022年に30周年を迎えた「JR SKISKI」キャンペーン。1991年、キャンペーンの第1弾は、ZOOが歌う『Choo Choo TRAIN』がテーマ曲で、本人たちもCMに出演していた。
「4年連続でCMに出させていただきましたが、2年めからの撮影は、日本と反対の真冬のオーストラリアで、マイナス25度。極端すぎる(笑)」
多忙な日々が続き、仕事をこなすので精いっぱいだったという。
「夏は露出が減るので、ダンサーたちは休みも取れたのですが、私はレコーディングで休めない。冬は音楽番組に出演し、さらにコンサートツアーと、ほとんど休みなしでした」
なんと現在は東京と沖縄を行き来し、沖縄では潜水士としての仕事や、ダイビングのスタッフとして働きながら、年間約170本のライブで歌っているというのだ。
「『Choo Choo TRAIN』は私の音域を把握して作られた、素晴らしい楽曲。この曲ばかり歌って、と言われて複雑な気持ちだった時期もありましたが、30年たったいまは宝物。大切に歌っています」
フィギュア・村主章枝はラスベガス在住
アイスホッケー選手にスケート指導を!
トリノ五輪4位に入賞したフィギュアスケートの村主章枝さんは、振付師として活動していた。
「長く競技生活に身を置いたことで、昔は気がつかなかった精神的なこと、技術的なことが見えてきて。夢だった振付師になったいま、その経験がとても生きています」
米国・ラスベガス在住の現在はフィギュアだけでなく、アイスホッケー選手へのスケート指導もおこなう。そして、まったく別分野への転身も……。
「ホッケーにもターンや小回りが必要なので、教えていて楽しいです。じつは、2019年から短編映画を製作していて、映画祭で賞をいただいた作品もあるんです。次の夢は長編映画を作ることですね」
FLASH読者の目を引き続けた、“グラビアアイドル”も華麗な転身を遂げている。
169cmの長身と長い脚を武器に、バラエティでも大活躍したのは、小阪由佳さん。2009年、小阪さんは突如、芸能界を引退した。
「“求められた仕事に応えられていない、どうしよう” と、病んじゃったんです。やめて半年後くらいに、いわゆる激太り写真をブログに出したんですけど、なぜか引退後も注目されなきゃいけない、という謎の使命感があって。自分でも、当時の思考は理解できない(笑)。1年くらい、そんな感じでした」
一念発起した小阪さんは、子供のころの夢だった保育の世界へ。コンサルタント的な仕事をしているうちに、芸能関係の案件が入るようになり、タレント志望者向けの育成会社を設立した。
「自分の経験が役に立つなら、と始めたのですが、少しずつ芸能事務所の仕事にシフトしています。プロフィールの作り方とか、現場での受け答えを教えているうちに、数人なら面倒見ようと」
2022年1月に、元仮面ライダー俳優と結婚したばかりの“新婚さん”だということも明かしてくれた。
「結婚は初めてなもので(笑)。お互い、大事にしあって、一緒に幸せになれたらっていう感覚を味わえただけで、OKでしょって感じです」
“くびれの女王”は病気を経験し
「人の気持ちがわかるようになった」
抜群のスタイルで “くびれの女王” と呼ばれた杏さゆりさん。現在は舞台女優として、多くの作品に出演している。
「共演者や演出家さん、スタッフさんからオファーをいただけるようになって、ずっと人とのご縁で、お仕事させていただいています」
グラドル時代は、1年近く“タダ働き状態”経験したという杏さん。22歳でやめるころには、躁うつ病でボロボロだったと明かしていた。杏さんは大手事務所に移籍するも、5年でフリーの道を選んでいる。
「自分でやってもできるかなと思って11年間、意外となんとかなってきました(笑)。今は、病気を経験したのもよかったな、と思っていて。人の気持ちがわかるようになったし、無理して生きることがなくなった気がして(笑)。死ぬまで芸能はやめたくないですね。ずっとやっていきたいなと思っています」
( SmartFLASH )