ここ数日、世間を賑わせている、野球の世界一を決めるWBC。日本からも、栗山英樹監督率いる侍ジャパンが、3度めの優勝めがけて突き進んでいる。そんななか、お笑いコンビ「ニューヨーク」の嶋佐和也が、3月14日のイベントで放ったある発言が、物議を醸している。
この日、海外ドラマのブルーレイ&DVD発売イベントに出席したニューヨーク。報道陣からWBCの話題を振られた嶋佐だが、相方の屋敷裕政から「早く負けてほしい」「大谷翔平の顔もわからない」などと言っていたことを暴露された。嶋佐は「大谷を知らない日本人はいないから!」と一部を否定しつつ、「(野球は)おもしろくないんだよな、試合が。日本が強すぎるから燃えない」などと語っていたという。
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「野球に興味がない」とたびたび発言してきた嶋佐だが、いま、まさに奮闘している選手たちがいるなか、あまりに意地の悪い発言にも聞こえる。SNSでは、嶋佐の発言に不快感を示す声が続出した。
《野球が嫌いなのは本人の自由だが、「早く負けて欲しい」は胸糞悪いな》
《PR内容がかすむような炎上必至発言をわざわざすることない。ブレイクしきれないのはこういうとこか。》
《想像力の欠如。自分たちが「あいつらM1予選落ちしたらいいのに」、「ネタが面白くない」って言われたらどう思うか考えればこういう発言は出ないと思うけどなぁ。》
また、《パンツマンさんへの暴言・炎上から結局変わらない》という発言も見られた。ニューヨークは、過去にニコニコ動画の生配信で、炎上騒動を繰り広げたことがあるのだ。
「2017年12月、ニコニコ動画の生配信『ニコめし』で、ニューヨークと『パンツマン』こと神崎嘉宏さんが出演したんです。パンツマンさんはニコ動の料理カテゴリで名の知られた人で、この日の配信は、パンツマンさんが料理をし、ニューヨークがイジり倒すという内容でした。
しかし、手を洗う姿を見て『人殺した後みたい』と言い放ったり、ニンジンを切っている最中に『おっそ!』と何度も煽ったり、『世界一似合わん、あのエプロン』とディスったりと、やりたい放題のニューヨークに、パンツマンが激怒。放送事故状態となり、大炎上を引き起こしました」(芸能記者)
それだけでなく、公式YouTubeチャンネルでも、物議を醸したことがある。2021年11月に、「ニューヨークはNMB48とセクシー女優、見分けることができるか」という動画をアップ。タイトルのとおりだが、女性のグラビア水着の写真を見て、NMB48のメンバーかセクシー女優かを当てる内容だ。「下品すぎる」と批判が殺到し、動画は削除されたが、ニューヨークからコメントは出されていない。
皮肉や偏見を盛り込んだネタを得意とし、若年層に人気の高いニューヨーク。「文春オンライン」による「好きな芸人ランキング」では、2年連続で1位を獲得していた。
とはいえ、毒の強い笑いほど、一線を越えると笑えなくなる。今回は、タイミング的にも話の内容的にも、毒が強すぎたようだ。
( SmartFLASH )