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EXIT・ミキは続々と降板、“粗品が嫌い” 拡大も…「霜降り明星」一強を浮き彫りにした意外な真面目さ【吉本激推し3組の現在地】

エンタメ・アイドル　投稿日：2023.09.27 16:53FLASH編集部

ミキ、EXITと冠番組『霜降りミキXIT』に出演していた霜降り明星

　9月27日、フジテレビ系情報番組『めざまし8』の放送内で、お笑いコンビ「EXIT」のりんたろー。と兼近大樹が卒業すると発表された。

　2人は同番組に「スペシャルキャスター」という肩書でロケなどの取材を担当。月1回のレギュラー出演をしていたが、27日の放送が最後となった。

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　芸能記者が、こう話す。

「2023年1月、当時、世間を震撼させていた連続強盗事件の黒幕で “ルフィ” と呼ばれていた渡邉優樹容疑者が『俺に使われて共犯者として捕まったのが、あのEXITの兼近なんだ』と吹聴していたという報道がありました。

　実際に兼近さんも、その当時の逮捕歴と思われる描写を、自伝的小説に書いています。

　のちに不起訴となり、更生した兼近さんですが、世間を騒がす大悪党との接点が明らかになり、視聴者からは『コメンテーターに起用したり、情報番組に出演したりするのはどうなのか』という声があがっていたんです」

　この件が影響したのかどうかはわからないが、『めざまし8』は事実上の降板となってしまった。

　EXITは、2019年ごろからブレイクを果たすと、同年に東京進出した「ミキ」、そして2018年の『M-1グランプリ』で優勝した「霜降り明星」の3組で、『霜降りミキXIT』（TBS系）という冠テレビ番組を2020年6月から放送していた。

「この3組はいずれも吉本興業の所属。番組名からわかるように、事務所からの猛プッシュが窺えましたし、実際にどのコンビも多くのテレビ番組に出演するようになりました」（前出・芸能記者）

　しかし、その躍進ぶりにも陰りが見え始めているようだ。

　TBS系の『ラヴィット！』にはEXITが金曜隔週レギュラー、ミキが火曜隔週レギュラーとして出演していたが、9月19日放送でミキの卒業が発表された。

「EXITもミキも “卒業” という柔らかい表現にされていますが、端的に言えば降板です。ミキは『ラヴィット！』開始以来、初めての長期レギュラー出演者の降板でした」（テレビ局関係者）

　現在、ミキの冠テレビ番組は関西ローカルの『ミキBASE』（毎日放送）のみ。

　EXITは北海道ローカルの『EXITのアヤシイTV アチ～の見つけました！』（テレビ北海道）のほかにも『EXITのモータースポーツ応援宣言』（テレビ朝日系）、『EXITのベルギー行ったらモテるやつ』（テレビ東京系）、『EXITV！～FODの新作・名作をPon！Pon！見せまくり！！』（フジテレビ系）とあるのだが……。

「EXITの北海道ローカル以外の冠番組は一社提供番組に近いものや番宣番組といった内容で、純粋なバラエティ番組はありません。

　ミキは単独で全国漫才ツアーをおこなったり、なんばグランド花月など吉本の主要劇場にも頻繁に出演したりしています。EXITはコンビでの劇場でのネタ披露はほとんどありませんが、現在、ファンクラブ向けの全国ファンミーティングをおこなっている最中です。

　だとすると、ミキは劇場シフト、EXITは固定ファンを生かした仕事をこなしていくようになるのでしょうか」（前出・芸能記者）

　この2組の影響力が下落傾向にあることを考えると、浮き彫りになってくるのは霜降り明星の “一強状態” だろう。

　フジテレビ系『新しいカギ』では、「チョコレートプラネット」「ハナコ」とともにメインキャストに起用され、伝統の “土8” のレギュラーとして出演中だ。

　粗品とせいやはともにピン芸人として、『R-1ぐらんぷり』の決勝に進出し、特に粗品は2019年に優勝を果たすなど、ピン芸人としても実力が認められている。

　だが、最近の粗品は、ピン芸のネタで「YouTuberは全員おもんない」と発するような毒舌ぶりが目立っている。

　そのため、ネット上では、

《最近の粗品が失礼なこと言えば面白いと思ってる感性がほんとに嫌い》

《今いちばん嫌いなもの最近の粗品》

《粗品、自分より弱い立場の奴にしか喧嘩売らないの普通にクソダサくて嫌い》

　と拒否感も広がっているのだが……。