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「木南晴夏さんの気持ちを思うと」…『セクシー田中さん』原作者の訃報で心配集めるキャスト陣のメンタル

エンタメ・アイドル 投稿日:2024.01.30 13:50FLASH編集部

「木南晴夏さんの気持ちを思うと」…『セクシー田中さん』原作者の訃報で心配集めるキャスト陣のメンタル

ドラマ『セクシー田中さん』で主演を務めた木南晴夏

 

 1月29日、漫画セクシー田中さん』の作者で知られる芦原妃名子さんが、栃木県内で死亡していたことがわかった。現場の状況から、自殺と見られている。突然の訃報で、世間には衝撃が走っている。

 

 各社報道によると、芦原さんは28日に行方不明者届が出され、警視庁が行方を探していたところ、29日、死亡しているのが発見されたという。自宅からは遺書のようなものが発見されているとも伝えられた。

 

 

 1994年にデビューし、2005年には『砂時計』で小学館漫画賞を受賞。現在は月刊誌「姉系Petit Comic」(小学館)で『セクシー田中さん』を連載している最中のことだった。

 

『セクシー田中さん』は2023年10月期に日本テレビでドラマ化され、話題を集めていた。だが、1月26日、芦原さんは自身のXを更新。ドラマ制作の過程で、原作を改変する動きがあったと苦言を呈していたのだ。

 

 ドラマ化に際して、芦原さんは「必ず漫画に忠実に」などの条件を出していたが、毎回のように原作から大きく逸脱した脚本が提出されたという。《枠にハマったキャラクターに変えないでいただきたい》と何度も訴えたが、最後まで大幅に改変された脚本が提出されたと告白。最終的には、ドラマの9・10話は芦原さんが脚本を担当したという。

 

《素人の私が見よう見まねで書かせて頂いたので、私の力不足が露呈する形となり反省しきりです。(中略)9話、10話の脚本にご不満をもたれた方もいらっしゃるかと思います。どのような判断がベストだったのか、今も正直正解が分からずにいますが、改めて、心よりお詫び申し上げます》と、心境をつづっていた。

 

 その後、大きな反響をうけてか、芦原さんは28日にXを更新。《攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。》と謝罪し、一連の投稿を削除していた。結果的に、これが最後の投稿となってしまった。

 

 芦原さんの訃報をうけ、読者や漫画家たちからは、多くの悲しみの声が寄せられた。『のだめカンタービレ』の作者・二ノ宮知子氏は、自身のXで《自分の作品を一番大事に思っているのは自分なんだと号泣した日の事を思い出して、また涙が止まらない》《今、誰かを責めようとしてる人たち。もう本当にやめて欲しい》と訴えかけている。

 

 そんななか、心配を集めているのが、木南晴夏生見愛瑠など、ドラマのキャスト陣だ。とくに主演を務めた木南は、個性派バイプレーヤーとして知られてきたが、GP帯の連ドラでの主演は初めてのことだった。作品への思い入れも強かったことが推察されるだけに、SNSではメンタルを気にかける声が相次いでいる。

 

《ドラマに関わっていた皆がしんどいとは思うけど、木南晴夏さんの気持ち思うとしんどすぎる1話だけのチョイ役とかバイプレイヤーを何十年と経てやっと掴んだ主演作品がこんな悲しい結末になってしまうなんて》

 

《セクシー田中さんだけど、原作者の芦原妃名子さんは勿論だけど、主演の木南晴夏さん中心としたキャストの方々にも焦点を当ててあげて欲しい。メンタルが心配。今まで関わっていた人がこんな形で亡くなってしまったら流石に身が持たない。》

 

《木南晴夏ちゃんや他の演者さんのメンタルも心配だな。良い俳優さんばかりなのに、辛いね。》

 

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