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『セフレの品格』作者が『セクシー田中さん』小学館声明に憤慨「寂しいです、じゃねえだろ」…「やられたこと教えてくれて」トラブル匂わせも

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.02.20 18:00 最終更新日:2024.02.20 18:03

『セフレの品格』作者が『セクシー田中さん』小学館声明に憤慨「寂しいです、じゃねえだろ」…「やられたこと教えてくれて」トラブル匂わせも

写真・共同通信

 

 2月17日、『セフレの品格』作者で漫画家の湊よりこ氏が、YouTubeの生配信に出演し、芦原さんの急死を悼んだ。

 

 2023年10月期のドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)の原作者・芦原妃名子さんが急死したのは、1月29日のことだった。自身の「X」で、ドラマ制作の過程で原作を改変する動きがあったと苦言を呈した矢先の訃報で、SNSは悲しみの声であふれた。

 

 

 と同時に、原作漫画を連載していた小学館や、ドラマ化を担当した日本テレビに対し、「いったい何があったのか」と怒りが噴出する事態となった。漫画家界隈からは、原作者の立場があまりにも軽んじられていると訴える声が相次いでおり、各所に波紋が広がり続けている。

 

 そんななか、湊氏は「山田玲司のヤングサンデー」チャンネルで生放送された《「セクシー田中さん」事件と芦原妃名子さんの無念を繰り返さないために〜里中満智子、森川ジョージ、湊よりこと考える「原作漫画家不遇問題」と再発防止策》と題された配信に出演。冒頭で話をふられると、「やっぱり芦原先生の立場と似てるので……。ちゃんと現場の声、漫画家さんとか、すみません」と涙をこぼした。

 

 湊氏は、自身の作品の映画化に関しては「自分では大満足」としつつ、制作側との交渉ごとはかなりのストレスだったと明かす。また、「連載をしながら脚本の修正をするのは大変なのか」という話が議題にのぼると、「漫画は何十年もやってきて慣れてるけど、そこにまた別のストレスが来る。しかも、1回2回ならいいけど、10話もあるんですよね。毎回だと、最初に言ったこと伝わってるのかなって思います」と発言した。

 

 2月8日には、小学館の第一コミック局編集者一同が声明を発表し、《それでもどうしてもどうしても、私たちにも寂しいと言わせてください。寂しいです、先生。》とつづった。湊氏は、この声明文に対し「悔しいです」と発言。一呼吸置いて

 

「寂しいです、じゃねえだろ。悔しいよ」と怒りをにじませた。

 

「芦原さんが絶望した原因は何なのかなと思ってて。やっぱり、最後のトドメは自分のTwitter消したとき、自責の念で消したのか、上に言われて消したのかなって私は妄想しちゃう。

 

 自分が悪いと思って、原稿を投げ捨てて亡くなりにいったのか、『日テレが消したほうがいいって言ってますよ』と、もしかしたら編集に言われて、消して、絶望したのかなと思ったりする。

 

(亡くなる直前)コメントを出したとき、芦原さん元気だったと思うんです。言ってることもまともだし、スタッフの人にお礼も言ってるし。その後の空白の期間、どういう思いでいたのかなって、ずっと思っています」

 

 続けて、「芦原さんの友達とか、漫画家友達とかでグループLINEでずっと話してたんです。私は芦原さんとは面識がないんですけど、親友の漫画家さんとかが、芦原さんがやられたこととか、けっこう教えてくれて。『まあ病んじゃうよね』って」と、なにかしらのトラブルがあったことを匂わせていた。

 

 自身は集英社や講談社、小学館などを渡り歩き、現在は双葉社で漫画家活動をしていると説明。「私が芦原さんの友達だったら、逃げろって言いますね。出版社は別に3大出版社だけじゃないので」と話していた。

 

 日テレ・小学館ともに調査を続けていると発表しているが、はたして納得いく調査結果は出てくるのだろうか。

 

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( SmartFLASH )

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