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『M-1』一時終了で目標喪失…ネタ作りをサボっていたミルクボーイを奮起させた大御所芸人の一言

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記事投稿日:2025.02.24 11:00 最終更新日:2025.02.24 11:00
出典元: SmartFLASH
著者: インタビューマン山下
『M-1』一時終了で目標喪失…ネタ作りをサボっていたミルクボーイを奮起させた大御所芸人の一言

駒場(左)と内海

 

 2月16日放送の『やすとものどこいこ!?』(テレビ大阪)に、『M-1グランプリ2019』(朝日放送)王者のミルクボーイ駒場孝さん、内海崇さんが出演。MCの海原やすよさん、ともこさんと百貨店で買い物ロケをしていました。

 

 駒場さんは『M-1』チャンピオンになる前から同番組に出演していて、やすよさん、ともこさんとは旧知の仲。駒場さんの舞台衣装用の靴を選んでいる際にも、ともこさんは「駒ちゃんは(漫才衣装の)ズボンがな、思っているより短いからスニーカーがまる出しになるもんな」「昔から駒ちゃんは『くるぶしは出す』って決めてんねん。韓国(ロケ)の寒いときでも出してたから(笑)」と、駒場さんの衣装のこだわりについてもしっかりと把握していました。

 

 筆者は以前、ミルクボーイを取材しています。その際にネタ作りをサボっていたミルクボーイを、奮起させてくれたきっかけとなったのがやすよさん、ともこさんだったとお聞きしました。

 

 

 2010年に『M-1』が一時終了したことで、ミルクボーイは目標を失ってしまいます。そこから5年ほど、内海さんはギャンブルに興じ、駒場さんは先輩と毎日のように飲みに行ったり旅行に行ったりと、2人はいつしかネタを作ることもなくなっていたと言います。

 

駒場「その時期にやすよさん、ともこさんに『いまはあんまり漫才やってないらしいね。ミルクボーイって昔は面白かったって聞いたよ』って言われたんです。その一言を聞いて、漫才をさぼっている自分が恥ずかしくなって、『これは変わらなアカンな』と思うきっかけになったんです」

 

内海「僕もさぼってましたけど、駒場が漫才をやりたいというのが見えなかったんですよ。でも、その一言で駒場がやる気になったことで、僕も『漫才を頑張らな』ってなりました。

 

 あと、その時期におかんがくも膜下出血で倒れて意識がなくなったんです。もし目覚めても後遺症が残って、介護の必要があるかもしれない状況だったんですよ。

 

 そうなると、姫路の家族だけに任せて僕が大阪で芸人をやれる自信がなくて、従姉妹には『芸人をやめる』って言ってました。

 

 それで、おかんはICUにいたんですけど、次の日に奇跡的に目覚めたんです。そのときに看護師さんから『芸人さんをやられてるんですよね?』って言われて。『なんで知ってるんですか』って聞くと、『お母さんが目覚められて、すぐに「息子が芸人をやっている」と自慢してましたよ』って言ったそうなんです。それでおかんを喜ばせるためにも頑張らなあかんなと思いました」

 

 そのことをきっかけに、内海さんはギャンブルを絶ち、駒場さんは先輩付き合いをやめてネタ作りに没頭するようになった結果、『M-1』王者に輝いたのです。買い物ロケでは、内海さんは財布とカバンを購入して合計27万7420円、駒場さんは靴を19万8000円で購入。高額商品を買うことができるようになったミルクボーイを見て、やすよさん、ともこさんもさぞかしうれしく思っていたに違いありません。

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