バカリズムが、10月25日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で、売れっ子脚本家としての顔をのぞかせた。
第36回向田邦子賞を受賞するなど、人気脚本家となったバカリズム。脚本用の作業場を自宅の近くに借りており、芸人としてバラエティ収録などをこなしてから直行。「毎日100%行きます。ベッドを置くと住んじゃうから、ベッドは置かない。自宅は寝るだけ」と作業場で集中して執筆しているという。
「締め切りは守るほうで、今まで1回も遅れたことがない。脚本家で『本が遅れる』って方がいるけど、演者側でそれ(困ること)を感じたことがあるから、嫌だなって。100%守ります」と主張。
ドラマ3本、映画2本の合計5作品を同時進行で執筆しており、「再来年のオンエアのやつまであります」と2020年の作品まで予定が埋まっていることを明かした。
それだけ多忙のため、芸人仲間と飲みに行くこともないという。だが、「狩野(英孝)さんだけが僕を誘ってくれる。狩野会があって、僕は狩野の右腕」と、事務所の後輩でもある狩野の誘いにだけは乗ることを語っていた。
2014年放送の竹野内豊主演ドラマ『素敵な選TAXI』(フジテレビ系)で本格的にドラマ脚本を執筆し、以降、『黒い十人の女』(日本テレビ系)、『架空OL日記』(同局系)なども担当。
また、ゲームアプリにも進出し、『ひらがな男子 -いつかのこゑ-』の原案だけでなく、その映画版、舞台版では脚本も執筆している。
昼は芸人、夜は脚本家と2つのわらじで活躍するバカリズム。その世界は広がるばかりだ。